今や日本の多くの国民が知っている「ジャニーズ問題」だが、4月から現在まで「ずっとダンマリ」を決めている番組がある。和田アキ子司会のTBS系の生放送番組『アッコにおまかせ!』である。
『アッコにおまかせ!』は毎週ランキング形式で、話題の芸能ニュース・時事問題を紹介。和田を含むレギュラー出演者で意見交換を行うのがお約束だが、現在に至るまで『アッコにおまかせ!』では、「ジャニーズ問題」を取り上げていないのだ。
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ジャニーズ問題の代わりに、番組で頻繁に取り上げていたのが「市川猿之助事件」「広末涼子不倫騒動」の2つで、特に広末の件については、6月25日の放送分では20分近くの長時間に渡って特集。大いに話題を集めていたが、ネットでは大袈裟に取り上げていた「広末騒動」に対し冷やかな声もあり、「ジャニーズに触れたくないから広末ネタをやっている」「弱い者いじめじゃないか」「隠れ蓑にしている」「その時間を使ってジャニーズ問題やればいいのに」といった指摘が相次いでいた。
過度な広末バッシングが「隠れ蓑」なのかどうかはわからないが、和田は芸能生活55年を数える大ベテラン。ジャニー氏とも親交が深く、22年11月には「可愛がってもらっていた」と自身のラジオで発言しており、性加害問題に言及出来ない事情はあるのかもしれない。だが、その「逃げ腰」の姿勢が視聴者の間で反感を買っているのは事実だ。
なお、広末との不倫を認めた料理人の鳥羽周作シェフは、自身の話題の取り上げ方に不満を抱いていたようで、「東スポWEB」でのインタビューの際、和田に対し「ご意見番って言ってるけど何なのかな」と不快感を表明するコメントを残している。
鳥羽シェフの言う通り、そろそろ「ご意見番」からは卒業した方がいいかもしれない。