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「本能寺の変」描く北野武監督最新作、渡辺謙が断ったワケ 俳優を通じて接触も撃沈?

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ビートたけし

 先に仏で行われた「第76回カンヌ国際映画祭」のカンヌ・プレミア部門で、北野武(ビートたけし)監督の「首」がワールドプレミアとして世界初上映された。

 西島秀俊、加瀬亮、浅野忠信、大森南朋、中村獅童らとともにレッドカーペットを歩いたが、その中にいた和装の女性はたけしが2020年に再婚した18歳年下の夫人。彼女が公の場に登場するのは、初めてとあって注目された。

 北野監督が原作、脚本、監督を務め、「本能寺の変」を独自の視点で描いた同作だが、一時期はお蔵入りの危機を迎えていた。

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 「製作のKADOKAWAと北野監督が契約問題でもめ、製作作業が中断していた時期もあった。しかし、最終的に完成にこぎ着けカンヌで作品とともに再婚相手のお披露目となった」(映画業界関係者)

 劇場で流れている予告編では首がスパスパ飛ぶシーンが強烈。北野監督の代表作に例えると〝戦国版『アウトレイジ』〟といった様相だが、あの大物俳優が出演オファーを受けてくれなかったというのだ。

 先ごろ「女性自身」(光文社)が報じたところによると、渡辺謙はメインキャストの明智光秀役でオファーを受けていたが、北野監督が書いた脚本を読んだうえで検討した結果、過激さばかりが目立つ内容に『ダメだな』『つまらない』とダメ出ししオファーを受けず。最終的に明智光秀役は、西島が演じることになったというのだ。

 「北野監督としては、ハリウッドデビューを果たし、ケン・ワタナベとして名をとどろかせている渡辺に以前からコンタクトを図っていた。自ら志願して『アウトレイジ』シリーズに出演した、渡辺と同じ事務所だった高橋克典を通して接触を試みるもかなわず。結局、オファーを断られかなり落胆していたようだ」(映画業界関係者)

 所属事務所を退社し、再々婚を果たしてさらなる飛躍を誓う渡辺だが、北野監督作品にはあまり興味がなかったようだ。

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