「彼とは、今年の春から付き合い始めました。ひとつ気になったのは、恋人同士の営みの最中、彼は電気を消して部屋を真っ暗にするんです。男性にしては珍しいなと思いました。
あと、だんだん暑くなってきたのに、彼はずっと長袖。肌を見せないんです。もしかしてタトゥーでも入っているのかと思いました。けど、そんなタイプに見えないんですよね。
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ある時、彼と河原を散歩中、“鳴き声が聞こえる”と言って急にダッシュ。草むらの中に段ボールがあり、そこに2匹の捨て猫がいました。彼は“可哀そうに…”と言って、2匹を家に連れて帰り、一時保護。里親探しに奔走していました」
動物好きな優しい彼。そういった光景が、以後も何度か見られたそう。すると後日、彼女はある依頼を受ける…。
「彼が急に私の部屋に来て、“預かって欲しい”と言うんです。ケージを持っていて、中に小犬がいました。なんでも、ブリーダーが繁殖をさせ過ぎて、飼育を放棄。何人かで手分けをして、里親を探すことになったそう。彼も家に4匹預かることになったと。
私が“ペット不可だから”と断ると、“1日でいいから”と言うので、やむなく引き受けました。なんとか、大人しくしてくれていたので、翌日まで問題なく預かることができました。ただ、なんか体が痒いんです。服を脱いでみると、ボツボツがいっぱい。ダニに食われまくっていました。そこで私はハッとしました。もしかして彼も…。
後日、私は黙って彼の服の裾をめくってみました。すると、おびただしい数のボツボツが目に入りました」
ダニ刺されを隠すための長袖だったわけだ。彼女も、ダニの駆除にはだいぶ時間が掛かっただろう。彼には断固として、苦情を申し立てるべきだ。
写真・Thomas Shahan