この乗っかり具合はヤバい匂いしかしないんだよねぇ・・・
販売方法とか他の蒸留所と樽の廻し合いするとかネゴシアンを造るとかしていかないと10年後にはまた一桁になりそうな感じがねぇ。。。
何とか業界としてしっかりとやって行って欲しい所です。
さて、今回紹介しますのは《蝦夷》です。
蝦夷って言う位なので北海道のウイスキーです。
このウイスキーを造っているのは【札幌酒精工業株式会社】と言う所です。
北海道民にはお馴染みの《サッポロソフト》と言う焼酎を販売している所です。
現在主力商品として《喜多里/きたさと》という本格焼酎(乙類)を《厚沢部町/あっさぶちょう》で製造・販売しておりまして種類も豊富で好評を得ています。
ここの会社は他にもワインやジン等も造っている、創業90年(昭和8年10月27日)を迎える老舗焼酎メーカーでございます。ニッカより2年程前ですね。
焼酎とウイスキーは違うだろ!との声が聞こえて来そうですが、実はこの会社ウイスキーも造っております。
その名も《サッポロウイスキー》です。
その中でも今回ご紹介しますが数量限定で発売されている《蝦夷》でございます。
ホームページにはこうあります。
「北海道で生まれ、じっくりと樽熟成されたグレーンとスコッチモルトが出会い、グレーンのウッディな風味とスコッチモルトの柔らかいスモーキーな風味が混じり合い、バランスのとれた個性的な味わいに仕上げました。」
最近で言う所の《ワールドウイスキー》って奴です。
関係者を小一時間問い詰めましたがモルトの蒸留所名は出て来ませんでしたw
スペイサイドだそうです。
問題はそこではなくグレーンの方です。
グレーンウイスキーは、こちらで造られたもので31年以上の熟成をしている物でございます。
えー、忖度なしに語らせて頂くと、ブレンデッドにせずロングビンテージのグレーンウイスキーとして売った方が面白いんじゃないかと思いました。
多種多様なウイスキーが販売されている今、下手にこねくり回すより個性をそのまま押し出した方が世間には届くような気がします。
俺にプロデューサーやらせてくれないかなw
ここの会社ってば必要な設備を全部持ってるのに使ってないんですよ。。。
・・・もったいない。
出来たら委託製造して頂きたいです。
フィジカルが強いのに使わないのは業界にとっても非常に勿体ないですので。
どこかで見かけたら一度試してみても良いかも。
安いですwww
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT