何だか強そうな名前ですが、2021年より始まりました《NIKKA DISCOVERYシリーズ》と命名されているものでございます。
このNIKKA DISCOVERYシリーズとは、2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーが保有する多様な原酒や、原料・発酵などの製造工程によるウイスキーのつくり分けの歴史が生み出す奥深さに焦点を当て、ウイスキーの《多様性》や《奥深さ》、《意外性》を「発見する」シリーズとして展開されてます。
さて、第二弾となる2022年の限定品では「醗酵工程で、酵母がつくり出すさまざまな香り」に着目し、それぞれシングルモルトの魅力はそのままに、意外な個性を付与された物になってます。
ニッカが約90年の歴史を通じて集めつづけてきた「酵母コレクション」と、守り抜き進化させ続けてきた《醗酵の技》、《ブレンド技術》から生まれた限定品となってます。
余市、宮城峡ロゴを堂々と配しつつ、個性的な香りが楽しめる限定品であることを表現したパッケージデザインでニッカの自信が伺えます。
2024年の創業90周年に向け、ニッカ ディスカバリー シリーズ と銘打ち、今までなかった驚きに満ちた商品を、2021年から始まり、2022年、2023年と毎年リリースされ、2024年に記念すべき一本を販売します。
各種国内10,000本の販売(海外向けにも10,000本)、参考小売価格は22,000円(税込)となっております。
これだけ出せば、欲しい人の手にはまぁまぁの確率で渡るのではないかとw
転売屋がしゃしゃり出てこなければですが・・・
ニッカのホームページにはこの様に有ります。ご紹介しましょう。
『シングルモルト宮城峡 アロマティックイースト』
宮城峡モルトの特徴であるエレガントな華やかさを活かしつつ、熟したアプリコットのような香りがほのかに重なるシングルモルトウイスキーです。濃厚な果実の甘さがモルトのコクと調和し、柔らかなモルトと程よいピートで、バランスの取れた樽の香りが心地よく続きます。アルコール分47%を採用しました。
との事です。飲んだ感じだと、もうちょっと度数高くても良かった気がします。
酒屋さん経由のメーカー情報だと、香り豊かな物を狙って仕込んだのは良いけれど、個性が有り過ぎて通常の物には使えないと判断された物の様で、何だかんだ20年以上のモルトだそうです。
個人的感想ですが、安い物ではないですし、香りを全面に押し出している物なので、宅飲み用ではなくバーに行った時に飲むのが正解な気がします。
残念ながら今回は余市の方は入手出来ませんでしたが何処か他のバーに置いてあったら試したいと思います。
あなたも是非お試しください。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT