安村は、2000年にお笑いコンビとしてデビュー。コンビ解散に伴い、2014年からピン芸人として活動を始め、2015年に冒頭の裸芸で「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10に選ばれるなど大ブレイクした。私生活では2012年2月、3歳年下の一般人女性と結婚。翌13年6月に長女が誕生し、イクメンパパとしても知られた。
「安村は飲み会で知り合った妻と6年の交際を経て結婚したそう。当時は、無名で収入も少ない状態でしたが、糟糠の妻に支えられブレイクの運びとなりました。2016年1月放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)では妻からの手紙が披露され、安村は号泣。そこには『安心してください、ずっと一緒にいますよ』と書いてあるなど、芸人の妻としての覚悟にスタジオは感動の渦となりました」(芸能ライター)
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ところが、およそ2カ月後の2016年3月、安村はホテルから女性と出てくるところを『週刊文春』(文藝春秋)に直撃されたのだ。同誌によると同月、安村は東京駅のそばにあるモツ鍋店で、女優・本上まなみに似た美女と2人きりで食事していたという。居合わせた客によれば、2人はかなり親しい様子で個室からは終始笑い声が漏れていたといい、安村は日本酒の熱燗を何度もおかわりするなど、終始上機嫌だったとのこと。
さらに、深夜を回ると2人は店を後にして、近くのビジネスホテルに入っていったという。記事では、チェックインした後に2人が近くのコンビニで缶ビール2本とミネラルウォーターを購入し、道中2人は腕を組んだままの状態だったと報じている。
翌朝、2人がホテルから出てくると、同誌の記者は真相を確かめるべく安村を直撃。すると、安村は「うわーっ!」と驚き、記者からの「不倫しちゃいましたか」の問いに「いやっ、不倫じゃない」とし、「(パンツは)穿いてました」と応じたようだ。
この報道に安村が所属する吉本興業は、同誌に対して「女性は安村の地元である北海道・旭川の古い友人。不倫ではなく、ホテルで朝まで2人で飲んでいたそうです」と、不倫については否定した。
同年5月、都内で行われたイベントに出席した安村は、初めて不倫報道に応じた。報道後、安村は妻に平謝りで「めちゃくちゃ怒られました」とコメント。安村は、事情を妻に説明したときには「『クソが!』と言われました」と明かし、「パンツは、穿いてましたよと言ったのですが、『誰がそんなこと信じるんだよ!』」と激怒され、修羅場は3〜4時間続いたと説明。妻への代償は、「シャネルのバックが欲しい」とリクエストされ、これに安村が応じると語った。
だが、安村が被った代償はCHANELどころではなかった。報道後、安村のイメージは急落し、収録済みだった多数のバラエティー番組やCMがお蔵入りし、仕事もほとんど失った。
さらに同年12月、『バイキング・ゴールデン!坂上忍と怒れるニュースな芸能人 ~あの事件の真相ぶっちゃけSP~』に出演した安村は、自身の不倫疑惑の話題となり「自分がしたのは不倫ではなく浮気だ」と開き直りを見せたのだ。また、酒の席で同番組のMC・坂上忍に実は「2発やった」と明かしていたことが発覚。するとネット上は大炎上と化し、まさに火に油を注ぐ展開になってしまった。
「2018年7月には韓国進出を果たすなど、“復活”の模索に明け暮れていましたが、しばらく低迷は続きました。そんな中、親交のあるタレント・有吉弘行の好意で『有吉の壁』(日本テレビ系)に出演し続け、そのかいあってか現在は再ブレイク。波に乗ってきたところです」(芸能関係者)
不倫報道から7年がたち、ようやく明るい兆しが見えてきた安村。冒頭の勢いに乗り、妻に恩返ししてほしいものだ。