この問題について、コメンテーターを務めていたジャーナリストの青木理氏は、「こうした勇気ある告発にどう向き合うかは、日本社会全体が問われる課題なんだと肝に銘じなければいけない」と指摘した。
もともと、この問題は英の公共放送・BBCが特番を放送し、4月12日、元ジャニーズJr.でミュージシャンのカウアン・オカモトが日本外国特派員協会で記者会見。
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その模様を複数のメディアが報じたことから、もはやジャニーズもスルーできなくなり、関係先に藤島ジュリーK.社長名義の「釈明文書」を送っていたことが21日に発覚。
この件を東京新聞や朝日新聞などの新聞社や通信社が、翌22日になると、NHK、テレビ朝日、日本テレビなどのテレビ局も、このニュースを報道したのだ。
「さすがに、報道機関なので、各局ともスルーしておくことはできなかったようだ。とはいえ、『サンモニ』のようにコメンテーターが踏み込んだコメントをすることはなかった。『サンモニ』はMC・関口宏の〝老害ぶり〟が批判を浴びているが視聴者からは称賛の声があがっている」(テレビ局関係者)
ジャニー氏の性被害告発に先駆け、昨年の春ごろは園子温監督、俳優で映画監督の榊英雄、俳優の木下ほうからの性被害を女優たちが各メディアで告発。映画界のとんでもない実態が明らかになったが、この流れは止まらないようだ。
「そろそろ、徐々に枕営業など芸能界の〝闇〟も暴かれることになるだろう。事務所ぐるみでそういうことを推奨しているところもあるし、恩恵を受けたテレビ各局の局員は戦々恐々なのでは」(芸能記者)
そうなったらまたまた大騒ぎになりそうだ。