「邦画として異例の製作費20億円を投じた超大作。赤字と黒字のラインは興行収入35億円と言われていたが、配給元の東映の発表は20億円突破まで。その後、どんどん上映館が減ってしまい、興収は25億円にも届いていないから、東映にとっては大誤算だったはず」(映画業界関係者)
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2月まではイベントで稼働しまくっていた木村だが、4月にフジテレビ系月9ドラマ「風間公親-教場0-」がスタート。撮影中とあって、たまにイベントの仕事を入れるぐらいしか余裕がない状態。
とはいえ、東映としては、今後、配信やソフト販売で少しでも赤字を埋める必要が生じてしまった。
「上映時間は約3時間と長時間で、観客の年齢層は40代以上が中心とあって、興行的には厳しい戦いを強いられることになった。しかし、キムタクは信長役にかける思い入れはハンパなく、なんとしてでもヒットさせたかったとみえ、心残りを抱えたまま『教場』の撮影に臨んでいるはず」(テレビ局関係者)
そこで、これまでの映画界では異例の〝追いイベント〟が開催されるかもしれないというのだ。
「ソフト販売に先駆けてプロモーション活動を行うことはほとんどないが、キムタクが自ら志願してイベントに出てくることもありそう。キムタクが出てくるだけで話題になるので、販売元もいろいろプロモーションしやすい。当初、キムタクは映画賞の総なめを狙っていたようだが、そういうことを言っている場合ではなくなってしまった」(芸能記者)
この結果を受け、木村はヒットドラマの劇場版以外は映画のオファーを受けないかもしれない。