番組では、大手自動車企業のトヨタが子ども年齢を18歳までに引き上げ、仕事と育児の両立ができるように時短勤務を拡充する動きが伝えられた。
これを受け、橋下氏は「各企業、大企業が追随してくれることを期待しますが、うちは10人位の事務所でやっていますけれども、中小企業とかね、小さい事務所が『あれは大企業だからうちはできないよ』じゃダメ」とコメント。「トヨタもやります。大企業もやりますけど、僕らみたいな小さい事務所でも、何とか生産性を上げながら少しでも追随できるようにやっていきたいですね」と語った。
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さらに、橋下氏は「こんなこと言ったらダメなのかな。経営者サイドなのかな」と留保を付けつつ、「働く方にも生産性上げるよう頑張ってもらいたいんだけど、これは押し付けちゃまずいんですかね」とも話していた。
また、企業によっては時短勤務を選んでいる人の周りにいる人たちにも、別途手当を支給する動きがあると伝えられた橋下氏は「そしたら、休みやすくなりますよね。周りの方が手当が増えるんだったら、『休め休め』となるかもしれませんね」ともコメント。こうした動きは「民間企業が広めるっていうのは重要だと思います」と主張していた。
これを受け、ネット上では「言うだけなら簡単」「超大手だから出来ること」といった、橋下氏の提言はどこでも実現可能なものではないのではと疑問を示す声が聞かれた。さらに「結局、橋下さんも時短勤務をやるとは言っていないんだよな」といった声も。
また、時短勤務に関しても「いやいや、日当下がるだけだから」「18歳の子どもがかかるのは。手間じゃなくて金だろ。時短してどうすんだ」といったツッコミも聞かれた。
このほか、「しわよせがどこに行くのか」「下請けが大企業の負担してんですよ」といった、結局、不利益を被る場所が生ずるのではという懸念の声も聞かれた。橋下氏の提言は、理想論と考えるネットユーザーが多いようだ。