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昨年、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』に出演して女優業でも注目を集めるようになった華村。この日は24歳の誕生日でもあり、スタッフから花束で祝福を受け感激の表情。24歳の意気込みを聞かれると、「今年もまだなんか実感が湧かずで……。東京に出てきてから誕生日の実感が湧かないことが多いです。でも、幸せですね。誕生日に自分の写真集を出せるということは。24歳の誕生日は思い出に残ると思います」と嬉しそうにコメント。
写真集のタイトルに絡め、今後、進化していきたいことを聞かれると「お芝居の楽しさを『エルピス』で改めて感じれることができたんです。これ以外にやりがい感じるものはないなって、すごくお芝居をもっとしたいという気持ちが強くなってきました。これからはたくさんいろんな作品に出会いたいです。そして、スタッフの皆さんにもまたお仕事を一緒にしたいと思ってもらえるような人になりたいです」と話す。
写真集については「ちょうど髪を切ったタイミングで写真集の話をもらって、前に出した時に、次は数年後と思っていたので、こんなに早く出せることに驚きました。ちょうど元気がなかった時に話をもらったので、救われた気持ちになりました」と感想を述べる。
撮影は去年の7月に行ったとも回顧し、「千葉の海沿いと山梨の川が綺麗なところで撮影しました。数年ボディメイクをしてきた成果を試される撮影でした。自分が頑張ってきた成果がかっこいい写真に切り取られていて、自分が撮られている時は気づかなかったんですけど、写真を見たらこんなところにトレーニングの成果が出ているんだなって改めて思えました。この写真集をきっかけに自分の真価が実感できるかなとも思うと気持ちが楽になります。このお仕事を続けてもいいんだなって気持ちにしてもらえた気分です」と話す。
『エルピス』に関しては「身内や仕事じゃない場面で、女性の方からフォローいただいたりメッセージを以前より多くいただけるようになりました。どこの現場に行っても皆さんが『見ていたよ』って声を掛けてくれるんです。改めてとんでもない作品、すごい数の人が見ていた作品に出れたということが嬉しいです。夢を見ていたんじゃないかなって思います」と感慨深げな表情で述べる。
また、この写真集を主演の長澤まさみにプレゼントするのかと問われると、「長澤さんには目を瞑ってしか渡せないと思います。緊張して。掛け合いのシーンもお芝居だからできたんですけど、それ以外は美しくて直視できなかったんです」と照れ臭そうに回答。次回の写真集については「今24歳だから30歳ですかね。30歳になると見た目は変わるんじゃないかなって。どうなるかわからないけど、普通にタイミングがあれば30歳かなって」と出版時期を予想。「もし実現したら、地元の山形県で撮ってみたいです。山形にいた時の私はこうだったというコンセプトで撮影してみたいです」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)