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『ワイドナショー』降板の松本人志、「アホが死んだら俺はええ」ラジオでも問題発言連発《今なら大炎上!? 知られざるラジオ事件簿》

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ダウンタウン・松本人志

 今は芸能人のちょっとした発言や振る舞いが、ネットで炎上してしまう時代だ。だが、かつては視聴者が意見を発信する手段が少なく、特にラジオ番組はテレビに比べて目立ちにくいため、今なら大炎上となりかねないハプニングが多く存在した。

 ダウンタウンの松本人志が、レギュラー出演する『ワイドナショー』(フジテレビ系)を3月いっぱいで降板すると発表された。番組は2013年10月にスタート。松本の時事ネタに関する発言は注目を集め続けたが、松本本人としては、自身の発言が切り取りのような形で報じられることに、たびたび苦言を呈してきた。2022年4月からは隔週出演となり、近く降板発表があるのではないかと囁かれてきたが、現実のものとなった。

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 松本の発言が問題になったのは、この番組ばかりではない。2001年10月から2009年3月にかけて放送されたラジオ番組『放送室』(TOKYO FM系)の発言でも、物議を醸してきた。この番組はタイトルの通り、松本と幼馴染で放送作家の高須光聖氏によるトーク主体の番組。そこでは、松本の本音が飛び出すことが多かった。

 松本は2009年5月に結婚。放送時点では独身であったため、女遊びや浮気などについても過激な持論を展開していた。「女の30歳は男ならば50歳くらい」など、今ならば女性蔑視と問題となりそうな発言も飛び出していた。

 2003年12月のt.A.T.uのドタキャン騒動後の再来日には、「日本に出入り禁止」とコメント。ここまではありがちな批判だろうが、松本は中国人による音楽グループ女子十二楽坊にまで話を拡げ、「あれも何か腹立つねん。(日本)円を稼ぎにくる奴は嫌いやねん」と、今なら外国人タレント蔑視とも取れかねない発言も行っている。

 さらに2008年5月には、硫化水素による自殺が相次いでいることに対して、ニュースが面白おかしく取り上げることに、「もうええねん。そのニュースは一切なし」とバッサリ。「報道すればするほど、あいつら寂しいヤツらだから、俺も死のうって思うヤツがたくさん出てくんねん」「ちょうどええ時期に、そんなアホが死んだら別に俺はええねんけど」などと発言した。

 この発言が「硫化水素で死ぬ奴はアホ」と松本が発言したとして、ネット上に拡散され、ネットニュースでも報じられた。松本らしい発言だとも言えるが、これが炎上してしまった。

 番組は翌年に終了するが、原因の一つには、この硫化水素発言を巡るネットの反応と報道に松本が違和感を持ったことも大きいようだ。さらに結婚も意識したため、マイナーなラジオであっても、放言や本音が飛び出す場所を無くす考えも本人の中にはあったのかもしれない。

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