ニッポン放送が、名物深夜番組『オールナイトニッポン』放送開始55週年を記念したスペシャル番組を2月17日から20日にかけて放送し、歴代の名物パーソナリティーが復活した。中でも注目を集めたのが電気グルーヴだろう。
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『電気グルーヴのオールナイトニッポン』は、1991年6月から1994年3月にかけて放送された。ミュージシャンでありながら、スカした感じを嫌った泥臭い番組として知られる。ナインティナインの岡村隆史や土田晃之なども自身の番組作りに参考したという。
この番組からは数々のハプニングが生まれている。1991年2月に関東地方で大きな地震が起こると、ピエール瀧が「揺れに合わせて体を動かせば大丈夫」などと発言。さらに、情報を求め多くの人がラジオを付けることを想定し、自らのバンドの宣伝などを行った。今なら大目玉案件となりそうだが、深夜だったため特に大きな問題とはならなかったようだ。実際に、この地震で電気グルーヴのラジオ番組の存在を知ったリスナーもいるようだ。
さらに、石野卓球は生放送中にトイレで自慰行為を行ったこともある。相方のピエール瀧がハガキを読んでいる間に目的を達成できるかを賭けた企画であったが、結果は石野が勝利した。
石野と瀧の2人でハプニングを起こしたこともある。仕事で北海道へ向かう際、到着時刻をリスナーに伝え、空港で「長嶋茂雄として迎える」ように求めた。結果、プラカードやユニフォームを着用した巨人ファン風のリスナーが新千歳空港へ集結。空港は一時騒然となったと言われる。これも今なら大問題となりかねない案件と言えそうだ。