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<実録!不倫カップルの顛末>密告者は誰?…正体不明の犯人に怯える疑心暗鬼の日々

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画像はイメージです

 SNSは便利な反面、さまざまな危険をはらんでいる。自分がどれだけ気を付けていても、予想外のトラブルに巻き込まれる危険性は誰にでもあるのだ。山本香織さん(仮名・23歳)は、身に覚えのないアカウントから「彼氏が既婚者」と彼氏の本名が記載された密告を受けた。

 「私のアカウントは本名ではないので、リアルの知り合いである誰かが犯人じゃないか…と、かなり疑心暗鬼になりました。その時は、彼氏のことは完全に信じていたので、悪質な嫌がらせだと信じて無視していたんです。

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 ところが…その後、今度は彼の奥さんのアカウントが送られてきて…。半信半疑で確認すると、彼女の単身赴任中の夫というのが、彼氏で、しかも子どもまでいたんですよ!驚きと怒りと混乱で頭が真っ白になりました。すぐに彼氏に連絡をして、別れを切り出しました」

 信じていた彼氏が、実は単身赴任中の既婚者であることが発覚。香織さんはこの事実から、自分に密告してきたのは、彼氏の奥さんかその関係者ではないかと思ったそうだ。

 「奥さんから慰謝料を請求されるかなと思ったんですが、その後、全く音沙汰が無くて…その後の投稿もしばらく見ていましたが、特に変わった様子はありませんでした。私にメッセージを送ってきたアカウントも、いつの間にか削除されてしまっていました。

 心当たりが一つあるとすれば、“SNSはやっていない”と言っていた彼氏が実は、アカウントを持っていたんです。もちろん、私の存在は隠すようにしていましたが、出掛けた場所や日時が私の投稿と一致していることも多くて、そこから私が特定されたのかな…と。

 その後、怖くなってSNSのアカウントを全て削除しました。匿名で気軽にできるのが利点かと思ったんですが、どんなに自分が気を付けていても、周りや写真の小さなヒントから個人が特定できてしまう可能性があると思い知らされました」

 香織さんのケースでは、実質的な被害はなく、むしろ既婚者と偽っていた彼氏と別れることができたが、「密告者に感謝」という想いはなく、ただただ薄気味悪さが残った一件だったという。

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