山本香織さん(仮名・23歳)は、さまざまなSNSを使いこなす今時の女性。自分が書き込んだ情報が「全世界に発信されている」ことも十分認識しており、炎上や反感を持たれないように、十分配慮していたという。
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「私はSNSを主に友人との連絡用や、旅行や食事をした時に美味しかったり“映え”た時の記録用に使っていました。文章って誤解されやすいので、あまり自分の感想や主張は書き込まないようにしていました。
付き合っている彼氏もいたんですが、SNSではあまり惚気話とか自慢になりそうな内容は書かないように注意してたほどです。フォロワー数は500人前後。自分の顔も出していなかったので、一般的な数だと思います」
SNSの使い方には自信があった香織さん。アカウント名は本名では行わず、室内や近所で撮影した写真は家が特定される可能性があると思い、載せることは控えていた。
「ところがある日、全く知らないアカウントから“彼氏が既婚者って知ってますか?”と書かれたDMが届いたんです。全く心当たりが無かったので、ビックリしました。もちろん彼氏にも確認しましたが、“いたずらを真に受けるな”“他の人と間違えられてるんじゃないのか?”と取り合ってもらえませんでした。
彼氏とは付き合って半年程でしたが、休日に電話に出ないとか、会えないとか既婚者にアリがちな事は全く無かったので、何かの間違いかな…と思ったんです。でも、私は彼氏がいることをSNSに載せていないし…としばらくモヤモヤしていました。
ところが、今度は“あなたの彼氏の名前は〇〇〇〇ですよね?”と彼氏の本名付きで連絡が来たんです!!」
他人から恨みを買った覚えもなかった香織さん。本名でないSNSに突然、個人情報が送られてきた時は、震えが止まらないほど恐怖を感じたという。