第7話は、スペード(日向亘)の初恋の人・望月遙(畑芽育)が、校舎から飛び降りて意識不明の重態となった。遙の友人・岡田夏美(池間夏海)は、自殺の原因が理事長の娘であるクラスメイト・里佳(竹内カンナ)からのいじめだったとスペードに伝える。夏美は仮面ドクターズに救いを求めて来るが――というストーリーが描かれた。
>>『Get Ready』、DV父と娘が“胸糞展開”で苦言「子どもに罪悪感抱かせるの嫌」結末に視聴者から不満<<
※以下、ネタバレあり。
第7話では、バッドエンド過ぎるラストに、視聴者から困惑の声が上がっている。
実は、実際に遙をいじめていたのは担任の林(前田亜季)。遅くまで何度も日誌を書き直させたり、カンニングをでっち上げたりなどして執拗ないじめを繰り返していたが、遙は夜遅くまで働く母親に相談できず。1人で抱えていたため、証拠がなく、いじめの証明ができなかった。
一方、林は理事長と愛人関係にあり、学内ではやりたい放題。それを知った里佳と夏美が組んで里佳を加害者とするいじめをでっち上げ、里佳の親である理事長に手術代を出させようと目論んでいたことが判明した。
真相が分かったことで、仮面ドクターズは手術を引き受けて無事成功するが、意識が戻った遙は学校に登校すると、平気な顔で学校にいる林をカッターナイフで刺してしまうという展開に。幸いにも林は軽傷で済んだことが明かされたが、学内は大騒ぎ。遙を救うために奔走したスペードも苦しむというラストになってしまった。
このラストに、ネット上からは「安易すぎるバッドエンド」「後味最悪」「お母さん心配させたくない設定はどうした」「助けてもらったのに…」「先生の悪事をバラさず刺すって被害者じゃなくなるじゃん」という困惑の声が集まっている。
「本作はいわゆる“胸糞”展開が多く、第6話でもDVしていた父親を娘が『助けてほしい』と仮面ドクターズに訴えたことが物議を醸しました。今回は、もともと遙は母親に心配を掛けたくなくて、いじめを告発できず証拠もないという設定だったにも関わらず、命が助かってまず先に行ったのがいじめの告発ではなく、加害者である担任を刺すという行動。整合性がなく、ただただ後味だけが悪いラストになっていました」(ドラマライター)
バッドエンド連発に、視聴者も食傷気味となっているようだ。ドラマの公式ツイッターには、「今回ストーリー良すぎてゾクゾクしました」や次週の展開を期待する声も寄せられており、今後の展開に注目が集まる。