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安藤美姫「時間は掛かるけど乗り越えられる」小学生30人にスケートの楽しさ、緊張を乗り越えるコツを教える

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安藤美姫

 プロスケーターの安藤美姫が18日、都内で行われた「三井不動産スポーツアカデミー」で、小学生約30人を対象にアイススケートの指導を行った。

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 安藤は約1時間、アイススケートリンクで子どもたちに指導を行い、その後記念撮影。Q&Aでは子どもたちから様々な質問が飛び出し、安藤はそれに一つ一つ丁寧に回答した。

 子どもから「スケートは難しいですか」と聞かれた安藤は「みんなはスケート難しかった?どうだった?」と逆に尋ねつつ、「私はスケートを難しいと思ったことはないです」ときっぱり。「私も始めたのはみんなと同じくらい、小学三年生の今頃。私は怖がりな方ではなかったので、転んでも転んでも起き上がってやっていました。すごく楽しかったです。早く上手になりたいな、楽しいなっていう気持ちでいっぱいでした」と話す。

 また、「緊張している時はどうやって乗り越えていますか?」と聞かれると、「あまりうまく行かないと思ってやらないんです。時間は掛かるけど、乗り越えられると思ってやっていたので」と自身の経験を踏まえて回答。「みんなに見られているから頑張らないといけないとかじゃなくて、練習を本番のように思ってやって、本番を練習通りにやると緊張もしないと思います」とアドバイスを送った。

 「スケート以外にやってみたかった習い事はありますか」との質問には「私は実はスケートが最後の習い事だったんです」と述べ、「それまでは水泳とか、絵画を習っていたり、習字、そろばんとかいろいろ習っていたんです。で、最後がスケート。あんまりスケートの後は何かを習いたいとは思わなかったです」と笑顔でコメント。「9歳の時に出会ったスケートの先生に夢をもらえたんです。笑顔の可愛い、みんなに夢を与えられる先生になるというのが、私の9歳から夢。その夢を追ってスケーターになったんです。19歳の時にはスケートで生きていくと決めていました」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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