武田アナは2021年に大阪放送局へ異動。同局制作の連続テレビ小説「舞いあがれ!」総集編のナレーションや報道番組「ニュース きん5時」を担当。退局後は個人でフリーとして活動し、4月にスタートする日本テレビ系新情報番組「DayDay.」にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太と2人体制でMCに就任するものとみられている。
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そして、NHKメディア総局長会見が8日、都内で行われ、武田アナが担当している毎週金曜の「ニュース きん5時」の後任を高瀬耕造アナウンサーが務めることを発表した。
「現状、NHKは東西のどちらかで有事が起きた際、東京か大阪からリアルタイムにニュースを放送しなければならず、東京・大阪に1人ずつエース格の男性アナウンサーを配置。高瀬アナとしては、武田アナのあおりを食っての大阪異動になってしまった」(放送担当記者)
そして、気になるのが武田アナの早期退職の〝決め手〟だが、発売中の「週刊現代」(講談社)によると日テレが提示したギャラだったのだとか。
同誌によると、武田アナは大阪放送局では専任局長待遇であり、個室も与えられ、年収も2000万円以上のはず。定年退職後も再雇用が約束される厚遇だったという。
ところが、日テレの新番組のギャラは1本50万~60万円で年間だと1億円以上。社運を賭けた新番組とあって、最低でも3年以上は継続するとみられ、さらに、日テレは武田アナが希望するバラエティー番組への出演も約束しているというのだ。
武田アナの華麗なる転身を目の当たりにしてとばっちりを受けた高瀬アナだけに、武田アナと同じルートでの退社を考え始めたかもしれない。