昨年5月、飯伏に関する会見を開いた木谷高明オーナーは「新日本プロレスとしては、多大なる貢献、ホントに私個人も飯伏さんの激闘の数々、ホントに感動した試合がいくつもあります。所属選手として飯伏選手には引き続き在籍していただきたいという風に考えております。ただ、今はですね、ご自身のケガや、お母さまの治療のサポートに専念してほしいという風には思ってます。契約は継続させていただきますので、そちらの方をしっかりとやれることを願います」と復帰よりも母親のサポートに徹して欲しいとコメント。また、「リングの中はなかなか難しいかもしれませんが、リング外で、例えばサイン会であるとか、トークショーであるとか、個人的にはちょっとスターダムを手伝ってほしいなというような、とにかくリングの中に復帰できるまでは、活躍していただきたいなという風に考えております」と語り、リング外の活動も含めて期待を寄せていた。
だが、「今後、もし飯伏選手が契約満了になり、『新日本を離れたい』という時期が来れば、その際には改めて話し合いを持ちたいと思っておりますし、私自身としては彼の意思を尊重したいという風に考えております」と契約が満了した際に、飯伏が契約を更新しない場合はその考えを尊重する考えも明らかにしており、今回は飯伏の考えを尊重したようだ。
(どら増田)