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高橋ヒロムがAMAKUSAとのジュニア頂上決戦へ「俺とシングルマッチやりましょう、そんな約束をした人間がいました」

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GHCジュニア王者AMAKUSAから対戦表明されたIWGPジュニア王者の高橋ヒロム

 武藤敬司引退試合『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~』プロレスリング・ノア2.21東京ドーム大会で、新日本プロレスとノアによるヘビー級とジュニアヘビー級の頂上対決がそれぞれラインナップされた。ヘビー級は現時点でIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカとGHCヘビー級王者の清宮海斗が激突。ジュニアヘビー級は現時点でIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムとGHCジュニアヘビー級王者のAMAKUSAが対戦する。

 『WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ』新日本プロレス1.21神奈川・横浜アリーナ大会で行われたL・I・Jと金剛によるシングル5番勝負の第2試合で、金剛の大原はじめを破った高橋ヒロム。
ヒロムは「ああ、痛い……(と言って、床に寝転ぶ)。覇王、ではなく大原はじめ!そんなに、そんなに怒らないでくれよ。凄い攻めだったぞ。あれが普通か?大原選手、あんたはそうだな、腰攻め、そしてムイ・ビエン。気をつけたよ。気をつけたけどさ、対応できないね。速いんだもん。次、何来るか分かんないんだもん。対応するのに精一杯だよ。もっと映像見とけば良かったな。いやあ、素晴らしい選手です。もちろん知ってます。オカダ・カズチカと同期なのも知っている。Wrestling New Classic(WNC)でオカダ・カズチカを呼び込もうとした時、それも楽しく見てた。大原さん、あなた……」と大原戦を振り返っていたまさにその時のこと。AMAKUSAが突然現れたのだ。

 ヒロムが「あなた、どなたですか?」と聞くと、AMAKUSAはGHC ジュニアのベルトを肩にかけて「我の名は AMAKUSA。我の思い、そなたに聞いていただきたくて、ここに参上致しました。我は新たな頂きをファンの皆様にお見せしたい。我らの闘いを通じて、夢、希望、感じていただきたい。そう思うております。新日本の王座に座り、新たな頂きを見せ続けているそなたとでしたら、それができる!我と 1vs1 の果し合い、受けていただけないであろうか?」と対戦表明。
 
 ヒロムは「あなたの言葉を目を閉じながら聞かせていただきました。そうするとなぜか関係ない昔の記憶が蘇るんです。断る理由はありません。1vs1 でやりましょうよ。AMAKUSA 選手、IWGP ジュニアヘビー級の王者の強さを見せてやりますよ」と言うと、立ち上がってAMAKUSA と睨み合い。AMAKUSA が立ち去ると「こんなこともあるんだね。AMAKUSA選手、全然知らない選手だよ。全然知らない選手だけどさ、なぜか昔の記憶が蘇るんだよ。何だろうな?こんな嫌な話、人前でしたくないのに蘇ってくるんだよ、どうしても。イギリス遠征時代、初めて俺がタイトルマッチをした。あの時は本当に俺もどうしようもなくてさ、簡単にコロッと負けちゃったんだけど、その後にその選手といつの日か、何でもいい、どんな形でもいいから俺とシングルマッチやりましょう、そんな約束をした人間がいました。そんな思い出が蘇る、そんな声をしてたよ」とAMAKUSAにかつて対戦した“あの”選手を照らし合わせているようだった。

(どら増田)

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