そんな一部の過激なマスコミに対しては、過去、同じ元SMAPの木村拓哉もマジギレしたことがある。
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約20年にわたってSMAPのヘアメイクを担当してきた菊地勲氏が、自身のYouTubeチャンネルで語ったところによると、木村が怒ったのは、2004年公開の映画「2046」の頃。菊地氏によると同映画は当時、フランスのカンヌ映画祭に出品され、木村も現地を訪れたそう。その映画祭の空き時間、木村は街に買い物に出かけたものの、海外のパパラッチがずっと後をついてきたのだとか。その際、カメラマンはかなり至近距離で何度もシャッターを切るなど、あまりにしつこかったことで、ついに木村が「うりゃぁぁぁーー!」などとブチギレのだそう。だが、もしここで大事になった場合、さらにマスコミの餌食にされてしまうため、菊地氏を含めた周囲のスタッフが必死に木村を止め、なんとか場を収めたという。とは言え、菊地氏も「あれはキレても仕方がない」と感じるほど、当時のパパラッチは酷かったそうだ。
一方、マスコミ対応が比較的良いと言われる明石家さんまも過去、ある出来事でキレたことがある。元芸能リポーターの井上公造氏によると、それはさんまが、大竹しのぶと交際していた時のこと。井上氏がさんまを直撃取材した際、直接カメラを向けると気付かれてしまうため、カメラのスイッチを入れたまま、下ろして撮影していたという。すると、さんまは「お前回してるやろ!」と気づいたそうで、井上氏曰く「すっげぇ怒られた」とのこと。
芸能人も1人の人間であるため、行きすぎた取材や報道に対しては、声を上げることも珍しくないようだ。