10日にニュースサイト「デイリー新潮」が堺の退社の舞台裏にまつわる記事を掲載したが、同社の社長であり、“芸能界のドン”と呼ばれる田邊昭知氏が舞台裏を明かした。
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田邊氏によると、昨年6、7月に独立を申し出て来たそうで、「“独立して会社をやりたい”と彼が言うので、どうぞ、と。それだけです」とキッパリ。
気になる理由については「理由はわかんないよ。マネジメントを自分でやりたいと言うのだから、そういう人を引き留めてもうまくいくわけないじゃない。もう一緒に仕事なんてできないよ」と語気を強めたのだとか。
退社を受けた一部の報道によると、今年7月クールのTBS「日曜劇場」で、堺と阿部寛が主演を務めるドラマが放送され、大ヒットした「半沢直樹」シリーズのプロデューサーが手掛けると言われ、さらに福沢諭吉の玄孫で、「半沢」の演出担当だった福澤克雄氏も制作陣に加わるという。
その件について、田邊氏は「(日曜劇場は)TBSと堺君で直接やってくれとなっていて、うちは関わっていません」。その言葉からもかなりキレてしまっていることがうかがえる。
「取ってくる仕事などで、近年は事務所に不満を抱えることもあったという堺だが、いわゆる〝役者バカ〟の体質で、芸能界の力関係などをよく分かっていないようだ。それもそのはずで、自分が強い事務所にいたから。7月クールの『日曜劇場』はさすがにそのまま主演を務めることになりそうだが、その後は前所属事務所のおかげでいかに自分が優遇されていたのかを思い知ることになるのでは」(テレビ局関係者)
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