「伊賀忍者」と「甲賀忍者」の末裔2人が、お互いの正体を知らずに結婚するという忍者ラブコメディーとなっている本作。第1話は、薬局で薬剤師をしている草刈蛍(菜々緖)と、郵便局員の悟郎(鈴木伸之)は結婚して2年半になる夫婦。だが、ラブラブだったのは新婚当初だけで、生活習慣や価値観の違いからささいなことで言い争うようになり、すでに離婚の危機に直面していて――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
お互いに隠れて忍者の修行をしている姿や、今後展開される「伊賀忍者」VS「甲賀忍者」のきっかけとなる事件が描かれた第1話だったが、ネット上からはメインテーマよりも、悟郎のダメっぷりにブーイングが集まっている。
「本作は蛍は悟郎のだらしなさに不満を抱え、悟郎は蛍が一方的に怒る点に不満を抱いているという設定でしたが、その悟郎のだらしなさっぷりが異常。物は出したら出しっぱなし、服の上に落ちたパンくずを平気で床に払う、夜に蛍が『ご飯先に食べて』と告げたにも関わらず、お菓子を食べながらゲームをして待ち、食事を要求するという姿が描かれました。仕事で疲れた蛍がレトルトカレーを出すと、悟郎は『これレトルト?』『食べる気無くした』と食事を放棄。さらに、蛍が高校生の頃から大切にしてる本をめちゃくちゃに扱い、ジュースの缶のコースターにしている場面もありました」(ドラマライター)
この悟郎の振舞いに、ネット上からは「旦那がクズすぎる」「全く旦那の言い分に共感できない」「もっと気楽に見れると思ってたのに旦那の無神経さ加減がイライラする」「お互い隠し事してすれ違うパターンかと思ったら忍者とか関係なく旦那がクソ」「クズっぷりがリアルすぎる。荒唐無稽なコメディ見たかった」という声が集まっていた。
テーマとはずれた場所で起こってしまったブーイング。メインテーマに視聴者の興味を戻すことはできるのだろうか――。