特に物議を醸したのが、多国籍アイドルグループ「TWICE」の衣装であった。「TWICE」は紅白では全員が真っ赤な露出の多い衣装を着ており、その格好は高齢者には刺激が強かすぎたようで「ちょっと気まずい」「歌が全然頭に入って来なかった」といった声が相次いだのだ。
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また、現役大学生アーティストで若者に人気の高いVaundy(バウンディ)は歌唱中に「そんなもんかい紅白?」と客席を煽った事が話題となった。Vaundyのこの発言は若い視聴者には「かっこいい」と評判だったようだが、高齢者にはやはり受けれられなかったようで、「調子に乗り過ぎ」といった冷やかな意見も多くあったようだ。
他にも、「ゲストの長友佑都と森保一監督の紹介テロップが逆になっている」という技術的なミスのほか、出場者に関しても「K-POPグループばかり」「中高年者が知らない歌手が多い」といった声が多かった。だが、その一方「イイ話」も少なくなかったという。
純烈と一緒に登場したダチョウ倶楽部と有吉弘行は、有吉の「猿岩石」時代の代表曲「白い雲のように」を熱唱。最後に昨年亡くなったダチョウ倶楽部のメンバー・上島竜兵さんを追悼するシーンもあり視聴者の涙を誘った。また、同時間帯に行っていた副音声の実況トーク「紅白ウラトークチャンネル」に出演していたチョコレートプラネットの松尾駿は思わず涙し、ティッシュで涙を拭っていたという。
一年の締めくくりである『紅白』という舞台は、出演者・スタッフ・視聴者とそれぞれの思いが交差する場所と言えるのかもしれない。