問題となっているのは、忘年会企画の中で行われた、MCの櫻井翔に最もハマるパフォーマンスを決める企画「SAKURAI-1グランプリ」で披露されたマジック。披露したのは、「世界的マジシャン」の肩書きを持つプロマジシャンの新子景視だった。
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新子は登場した直後、何かが書かれた巻物を出演者のタレントの朝日奈央に託した上で、ステージ上に同じく出演者のお笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希をステージに呼び、平子のiPhoneを使ってパフォーマンスを披露。
出演者それぞれに好きな3ケタの数字を順々に言ってもらい、それを全て足し算。最後に平子が好きな4ケタの数字を入力して掛け算を行うと、「5717861」という数字が出現した。
また、事前に朝日に渡した紙には「5717861」という数字が書かれており、その紙をひっくり返すと、「1982125」という数字、つまり櫻井の生年月日の数字にも見えるというマジックになっていた。
このマジックに出演者は驚愕していたが――。
「しかし、実は出演者が口にしていた3ケタの数字を全て足して出た数字は『3703』。5717861は3703で割り切れないため、平子がどんな数字を入力していても、5717861が出ることは絶対にあり得ないことでした。実はiPhoneの電卓機能にはあらかじめ『最後に表示させたい数字+0×(0』という計算式を入力しておくと、どんな計算を行っても最後にイコールを押せば最初に指定した数字が出るという有名な裏技があります。今回、最初に新子が平子のスマホを預かり、一瞬操作する場面があったため、素早く計算式を入力しておいた上で、このマジックを披露したと考えれます」(芸能ライター)
あまりに有名なマジックのため、ネット上からは「レベル低すぎ」「マジックって言うかやらせ」「インチキすぎる」「せめて割り切れる数字だったら騙されたかもしれないのに…」「こんな有名なマジックもどきで盛り上がらせられる出演者も気の毒」といった声も上がっていた。
質の低すぎる“マジック”に出演者が盛り上がっていた一方、視聴者は困惑気味だったようだ。