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『歌唱王』採点システムがヤラセ?「点数おかしい」“歌唱”ではなくダンス、ギター披露にも疑問の声

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 22日、“歌唱力日本一決定戦”として知られる人気特番『歌唱王』(日本テレビ系)に、不穏な声がささやかれている。

 この日、応募総数2万件超の中から激戦を勝ち抜いた15人がスタジオに登場し、自慢の歌声を響かせた。審査員を務めるのは、『紅蓮華』作曲の草野華余子、ボイストレーナーのしらスタ、THE ALFEE高見沢俊彦、女優の大地真央など総勢10名。彼ら全員が100点満点を付ければ1000点となる。最終的な得点は、予選(ファーストステージ)の得点とファイナルで得た得点の合計で競う。

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 まずは予選が、AからEまでの5ブロックで行われた。各ブロックの出場者は3人いるが、例えばAブロックの最初の出場者は951点。次の出場者は955点を獲得。3人目は982点で、3人目がファイナル進出を決めた。
 
 続くBブロック。1人目は963点。2人目は966点。3人目は979点で、やはり3人目がファイナル進出を決めた。Cブロックは2人目の出場者がファイナルを決めたが、Dブロックはやはり3人目がファイナル進出。Eブロックでは、2人目に出た21歳のフリーターと、3人目に出た13歳の女子中学生がともに最高得点988点で並び、2人ともファイナルに進出した。

 この「出場順で得点がなぜかアップしていく」方式だが、ファイナルにおいても横行。前の出場者の得点を、次の出場者がことごとく上回り、常に「最高得点」が更新されていっていたのだ。

 最後は、予選Eブロックから勝ち進んだ2人の女性の一騎打ちとなり、ファーストとの合計で21歳のフリーターが1978点、中学生の女子が1977点。わずか1点差という劇的な結末で、21歳のフリーターが優勝した。

 ちなみに審査員の中で、大地真央やしらスタは100点をつける場面はあったが、なぜ100点なのか言及はなかった。

 後になればなるほど、なぜか得点が高い構成にネットでは「毎回超高得点言ってないか」「点数おかしい」「審査員は空気読んどるわ」「出来レースか」「勝ち抜き戦になってきた」など疑問の声が続々。
 
 また、単なる歌声というより、ギターの弾き語りやダンスパフォーマンスを披露する出場者もいた。その自由度に「歌と関係ない」「歌唱を競うのにダンスはしなくてもいい」「歌唱王なのになぜギターで弾き語り?」などの意見も見られた。

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