問題となったのは、ヒカルが「1億円掛けた」と豪語して行った企画『下剋上!!~人生最後の一攫千金~』。今年9月にオーディション動画を公開し、12月に本戦を公開した。人気マンガ『カイジ』をモチーフにしたもので、“クズ”が賞金1000万円を狙って心理戦を行うという企画になっていた。
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本編は計6本の動画が連日公開されたが、結果は、動画公開から1週間以上が経ってもどの動画も再生回数100万回に届かず。ヒカルはその後、企画が失敗したことを認める反省&謝罪動画を出すという異例の行動にも出た。
「その他にも、2022年のヒカルは元乃木坂46・松村沙友理との交際中に浮気していたことが暴露されたり、自身のグループ・NextStageのメンバーのみっき~の不倫&中絶トラブルを庇ったり、そのみっき~を『脱退させろ』の声に応え、動画内で30秒だけ脱退させて再加入させ批判されるなど、炎上・トラブル続き。特に、金にモノを言わせて行った企画が大コケしたのはかなり痛手だったでしょう」(芸能ライター)
しかし、実際には2023年も活動は安泰だと考えているユーチューバーファンは多いという。
「『下剋上』の失敗は誰かに指摘される前に自分でネタにすることで、動画がネットニュースに。結果的に反省動画が『下剋上』の宣伝に繋がりました。また、今年は4630万円誤給付の田口翔さんを支援したことが大きなニュースに。保釈の際も迎えに行ったことで話題を集めていました。さらに浮気すらも開き直り、リークした浮気相手にも怒ることなく寛大に許していたことで、大した炎上にも繋がりませんでした」(同)
ヒカルと言えば、ユーチューバー以外にも、アパレルブランドやエステサロンの経営といった実業家としての顔もあるのだが――。
「炎上は、謝ってしまえば大きく広まってしまいますが、ヒカルは開き直ることでそれを阻止。一方、『下剋上』は最も損をしているはずのヒカルが謝ることで半ばネタ化させました。田口さんを救ったタイミングにも見られた通り、ヒカルはタイミングを見極める嗅覚が優れており、来年も軽い炎上はする可能性はありますが、足元を掬われるような大きな失敗はしないと思われます」(同)
タイミングの良さと謝るべきポイントを見極めているヒカル。炎上すらエンタメにできるユーチューバーであることは間違いないようだ。
記事内の引用について
ヒカル公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/@hikaruYouTube/featured