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『舞いあがれ』同期がお茶ぶっかけ激昂「夢追いかけられるのは男だから!」突然のジェンダー問題に視聴者困惑

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山崎紘菜

 NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の第53回が14日に放送された。

 第53回は、同期の中澤(濱正悟)の元に妻から離婚届が送られてきた事が発覚。妻と話し合いもせず、離婚届を提出しようとする中澤を舞(福原遥)と矢野(山崎紘菜)は引き留め――というストーリーが描かれた。

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※以下、ネタバレあり

 第53回では、中澤の離婚問題を巡る矢野のある発言がネット上を騒然とさせている。

 話し合おうにも妻が電話に出てくれないと明かした中澤に対し、矢野は始めから高圧的。「中澤は(妻の)美幸さんの夢、聞いたことあるの?」と言い出し、「あいつの夢は俺の夢を支えることとか?」と明かした中澤に、「本気でそう思ってる?」と怒り始めた。

 さらに、矢野は「中澤が夢を追いかけられるのは中澤が男だからだよ」と言い、子どもを持つ女性がパイロットになろうとした場合、「母親なのに」と止められるだろうと指摘。中澤が「別に俺がそうしたわけじゃない。男が稼いで女が家庭を守る。そう決めたのは世の中だろ」と持論を展開すると、矢野は激昂。中澤に飲んでいたお茶をかけてしまった。

 その後、矢野は「だから私は変えたいの!」「男も女も関係ない!」とパイロットになり、男女差別をなくすという自身の夢を泣きながら告白。それを聞いた中澤は妻に手紙を書き、後日ようやく話し合いができた、という展開が描かれた。

 しかし、この展開にネット上からは「突然、何が始まったの?」「ジェンダー問題扱いたいのに女性をヒステリックに描くの悪手すぎ」「お茶ぶっかけは男が女にやったら大問題なのに、それで男女平等唱えられても…」「物理攻撃しながらジェンダー論説かれても説得力ない」「人の離婚問題で自分のジェンダー論持ち出すって…」といった困惑の声が殺到している。

「これまで妻と上手くいっていない様子の中澤を見て、矢野がイライラしているような描写はありました。しかし、ジェンダー問題を持ち出して夫婦問題に切り込むのはあまりに非常識。お茶をかけるという行為も、男性が女性に対して行ったら当然ながら大問題になりかねません。そうした行為を行った上で、男女平等を説く矢野に多くの視聴者が混乱していました」(ドラマライター)

 あまりに突然な展開に、視聴者は置いてけぼりとなってしまったようだった。

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