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ハッシーの地方競馬セレクション(12/14)「第73回全日本2歳優駿(JpnI)」(川崎)

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画像はイメージです

 8番人気の低評価をあざ笑う完勝!先週大井競馬場でおこなわれた「第14回勝島王冠(SII)」。本命に推したライトウォーリアは、スタートで出遅れたもののすぐに盛り返し3番手の位置を取る。勝負どころを抜群の手応えで迎えると、直線早々で先頭に立ち、勢いそのままで後続を突き放すと2着に0秒4差をつけての優勝。近年最高レベルとも言われたメンバーを相手にこれだけの競馬をするのだから、ポテンシャルは相当なもの。これで重賞2連勝と、どこまで連勝を伸ばすのか楽しみだ。

 さて、今週は2歳ダート王を決める「第73回全日本2歳優駿(JpnI)」が川崎競馬場でおこなわれる。

 2歳ダート王に最も近いのは◎ぺリエール。デビュー戦は小回りの札幌競馬。まずまずのスタートを切ると4番手の位置を取り、向正面からじわじわとポジションを上げていき4コーナーでは早くも先頭に立つ競馬。直線でもしっかりと脚を伸ばして2着に0秒6差を付ける圧勝。それも2着~4着までの馬がすでに勝利を挙げており、決してメンバーレベルが低かったわけではない。次走のオキザリス賞では、道中他馬と接触するアクシデントがありながら、直線では長く良い脚を使って2着に0秒6差を付ける圧勝だった。2戦を総括すると、折り合いがしっかりと付くタイプで、初戦は平均ラップ、2戦目はハイペースと異なるペースでも結果を出しており、どんな流れになっても対応できる優等生タイプ。まだ全力を出し切っている印象はなく、ポテンシャルの高さが窺える。今回はさらにメンバーレベルが上がるが、本馬のポテンシャルの高さからすれば、十分勝ち負けになるだろう。

 相手筆頭はオマツリオトコ。2戦目の函館2歳Sでこそ3着に敗れたが芝でのもので、ダートでは3戦3勝と負け知らず。特に前走の兵庫ジュニアグランプリでは、まずまずのスタートから押してポジションを取りに行き、1コーナーあたりではやや行きたがる面を見せるなど、前半は消耗のある競馬をしていたが、3コーナー手前から上がっていくと、3,4コーナー中間で早くも先頭に立ち、そのままグングンと後続を引き離す強い競馬。2着に0秒6差を付けており、ここでは力が違った。兵庫の深い馬場でこれだけの競馬ができるパワーがあり、2戦目の函館2歳Sでは芝の重賞で3着に入るスピードも持ち合わせており、どんな条件でもこなせる強みがある。こちらも崩れることは考えにくく、ここも上位争いは必至だ。

 ▲はヒーローコール。以下、スペシャルエックス、コパノハンプトンまで。
◎(13)ペリエール
〇(12)オマツリオトコ
▲(2)ヒーローコール
△(10)スペシャルエックス
△(11)コパノハンプトン

買い目
【馬単】3点
(13)→(2)(12)
(12)→(2)
【3連複2頭軸流し】3点
(12)(13)-(2)(10)(11)
【3連単フォーメーション】8点
(12)(13)→(12)(13)→(2)(10)(11)
(12)(13)→(2)→(12)(13)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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