石川県で昨日、警察から県内の高校生2人に感謝状が贈られた。先月3日の通学途中、裸足のまま4歳の男の子が道端に座り込んでいるのを発見。声をかけ、男の子の自宅の場所を聞いた後に警察に通報。さらに高校生たちは、男の子が薄着だったため、着用していたブレザーを着せるなどして寄り添ってあげていたそう。
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その後、男の子の両親が駆けつけて事なきを得たとのことだが、聞くところによると、男の子は母親と一緒にゴミ捨てに家を出た際にはぐれてしまったという。
男の子を最初に発見した男子高校生はインタビューに、「子どもで裸足でしたし、寒い日でしたし、大丈夫かなと思って声をかけた」と答えた。そんな現場を通りかかったのが別の女子高校生。道の反対側を自転車で通学途中だったが、何事かと思って自転車を降り、横断歩道を渡って一緒に男の子を介抱してあげていたという。
男子高校生は「これからも人として良いことをしていきたい」、女子高校生も「困っている人を見つけたら、何も迷わずにすぐに助けに行きたい」と決意を新たにしていた。
スタジオで倉田大誠アナウンサーから「尾木さん、本当に、勇敢ですよね」と振られると、尾木氏は「2人とも素晴らしいですよね」と称賛。「特に男の子なんか、『おかしいな』と思って“おせっかい”を焼き始めた」と解説。
続けて、「女の子も、反対側を自転車で通学していた途中でしょ。それをわざわざ来るというところが凄いし、自分たちの着ていたブレザーを着せたり、様子を聞いたり、保護している状況は凄いなと思います。こういうおせっかい、いっぱい焼いて欲しいですね」とコメントしていた。
「いいおせっかい」という使い方をすることもあるが、聞き取りようによっては誤解を招きかねない尾木氏の言い方に、ネットは違和感を持ったよう。「尾木の意見で感動が冷めた」「は・・・」「普通見かけたら助けるだろ」「尾木ママのお節介焼き始めたって言葉が気にかかった。男児保護してその発言」とツッコミが寄せられている。