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スターダム岩谷麻優、向後桃に苦言「プロレスラーとしての人生、ちゃんと見つめ直した方がいい」

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向後桃、岩谷麻優

 ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは4日、『第12回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦〜優勝決定戦〜』千葉・幕張メッセ国際展示場大会を開催した。

 第6試合では、レッドゴッデス公式リーグ戦、STARSの岩谷麻優&向後桃が、大江戸隊の鹿島沙希&フキゲンです★と対戦。両チームともに決勝進出の可能性が途絶えた中で組まれたカードだ。

 岩谷は自らが率いるユニットSTARSを底上げするためにも、最後は向後とのタッグでキッチリ勝っておきたいところ。岩谷に引っ張られる形ながらこのリーグ戦では成長が見られた向後にとっても、今後の立ち位置を考えると、最後は自分の力で勝利を掴みたいところだろう。

 試合はSTARSを分断した大江戸隊コンビが、リングに岩谷を孤立させると鹿島が起死回生。これを向後がギリギリでカットする。向後はスリーパーなどを駆使して、大江戸隊コンビに食い下がると、岩谷と鹿島がエルボーの応酬。鹿島は起死回生を狙うも、逆に岩谷が丸め込む。すると、鹿島が上になり丸め込みの攻防になるが、最後は岩谷が掟破りの起死回生で丸め込んでカウント3。岩谷&向後が最後の公式リーグ戦を勝利した。

 バックステージで岩谷は「タッグリーグの最終戦、まあ昨日2試合やって負けて、決勝に進めない、そりゃもうみんながわかってるうちにって。でも、タッグリーグで成長した姿を見せて、こもも(向後)成長したなって思ってもらえるような試合したかった。でも、こももはこもも自身は成長とかいうより、キモオタっていう気持ちが強く出て。葉月がこももを見放した原因ってこれかって。今までのタッグリーグ、こももは成長したって思ってた。でも、自分で自分の可能性を狭めてる。こももはこういうユニットの仲間から嫌な顔をされる、この自分の実力というか、自分自身のプロレスラーとしての人生、ちゃんと見つめ直した方がいいと思います」と向後に苦言を呈す。

 向後は「ありのままの自分、このままの自分を持ちながらも、強くなりたいと思っていましたが、麻優さんにここまで言わせてしまったので、ちょっと考えようと思います」と前向きに捉えていた。

◆スターダム◆
『第12回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦〜優勝決定戦〜』
2022年12月4日
千葉・幕張メッセ国際展示場
観衆 731人
▼レッドゴッデス公式リーグ戦(15分1本勝負)
○岩谷麻優&向後桃【6点】(5分53秒 変形起死回生)鹿島沙希●&フキゲンです★【4点】

(どら増田)

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