森田といえば、昨年11月のV6解散と同時に退所。妻の宮沢りえと設立した個人事務所「MOSS」で、我流のエンターテインメントを発信している。ジャニーズJr.として芸能活動をスタートさせたのは14歳で、当時から人気やダンスパフォーマンスは群を抜いていた。グループ活動とは別に、ソロで舞台経験を重ねると、天才俳優としての才能を開花。アイドルの枠にはまらない独自の路線をまい進した。
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「その才能にほれていた二宮さんは、2015年あたりから食事に行こうと猛アタック。およそ5年間スルーされましたが、ようやく重い腰を上げてくれたので、奮発して個室を用意しました。森田さんは入室した瞬間、『ジャニーズでサシは初めてだわ』と言ったほど、“社内交流”を避けていたそう」(芸能ライター)
嵐では、松本潤も森田にアプローチしていた。ジュニア時代から付いて回り、森田の出演舞台はすべて劇場で観劇。あまりにも熱心だったため、終演後の楽屋挨拶に訪れた松本に対して森田は、「まず座って」と切り出して、感想を聞いた。嵐としてアイドル活動をしながらも、舞台演出に興味を示していた松本に、森田も相通ずるものがあったのかもしれない。
さらに嵐では、相葉雅紀も“森田一派”。ニノ、マツジュンと異なり、意外と早く口説き落とせた。ゴルフという共通の趣味があったからだ。
「ラウンドを一緒に回ったことで、対話も増え、いつしかプライベートもともにできるように……。森田さんが心を許した人しか招待しない常連の高級寿司屋やバーに、相葉さんを連れて行ったそうです」(前出・芸能ライター)
元をたどれば嵐は、V6のお抱えバックダンサーだった。「V6兄さんの背中を見て育った」と感謝の気持ちを忘れない嵐は、昨年リリースしたV6のラストアルバムに6人の直筆メッセージが書かれた1枚をプレゼントされている。相葉はそのお礼をLINEで送ると、真っ先に返信してきたのが森田だったという。
森田は、携帯電話を機種変するたびに登録されている電話帳を一掃していくことを明かしていた。かつては、V6メンバーを全員消したこともある。二宮から電話番号を聞かれても、逃げ回った。だが、相葉には比較的早い段階で教えた。
退所して、伝説となった森田。近況はファンクラブ会員しか知りえないという希少価値がさらに、レジェンド感を高めている。嵐を骨抜きにした森田は今後ますます、神格化しそうだ。
(伊藤由華)