その嵐が、ジャニーズアーティストで一番多くの記録を持つ。20年いっぱいで活動休止しているが、初のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」は「2021年度劇場公開映画の興行収入ランキング」(日本映画製作者連盟調べ)で実写映画1位を獲得。会えなくなっても記録を伸ばし続けるのは、さすが国民的アイドルだ。
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嵐といえば仲の良さでも知られるが、全員が同じ資格を持っている。0歳児から12歳までの子どもを対象に家庭的な保育サービスをする「チャイルドマインダー」の認定資格で、13年まで放送されていた冠バラエティ番組「ひみつの嵐ちゃん!」(TBS系)内で取った。企画「チャイルドマインダー嵐」を通じて、メンバーがチャイルドマインダー養成講座を受講して、実習にも参加。試験に合格後、番組内で女子プロレスラーのジャガー横田のひとり息子である大維志くんを保育している。
メンバー全員が同じ資格を取っているのは、Snow Manも同じだ。メジャーデビューを翌年に控えた19年11月に、中国最大のソーシャルメディアサービス「WEIBO」が主催した「WEIBO Account Festival in JAPAN」で新人アーティスト賞を受賞。翌20年1月22日にSixTONESとシングル「D.D./Imitation Rain」でCDデビューすると、人気男性アイドルグループ賞を受賞した。
のちに、WEIBOのフォロワーが100万人を突破。中国でも単独コンサートが予定された。しかし、新型コロナウイルスによって中止。代替として、中国メディア「網易雲音楽」を通じて無観客ライブを生配信すると、ジャニーズグループ初の海外向け生配信としても話題を呼び、高い視聴者数をたたき出した。
「日本と同時に中国で成功するために、メンバーはステイホームの期間中にリモートで中国語を猛勉強しています。検定を受けると、全員が合格。下は現役高校生のラウール(当時)から、上はアラサーまで。9人全員が同じライセンスを持つ初のジャニーズとなりました」(古参のアイドルライター)
メンバー全員で同一ライセンスを取得。Snow Manは嵐の背中が見えたか……。
(伊藤由華)