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檀れい「良いことしているなあ」自家製の甘酒が思わぬ効果? 啓発イベントで慢性腎臓病の受診呼びかける

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檀れい

 女優の檀れいが26日、都内で開催された日本腎臓病協会・アストラゼネカ共催「慢性腎臓病 啓発イベント」に登壇し、慢性腎臓病を予防するための受診を呼びかけた。

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 イベントではCM撮影時のエピソードを紹介。風になびくカーテンが印象的なCMは、タイミングを合わせるのも一苦労だったそう。檀は「疾患に関するCMは硬いイメージかなと思って、気を張って臨んだのですが、撮影の合間にスタッフの皆さんともお話しさせていただいて、終始なごやかに進みました」と振り返った。

 「体が資本ですから、宝塚時代から風邪を引かないように、捻挫もしないように健康に気を付けてきました」と檀。「甘酒が大好きで、手作りで作ったりするんですけど、腎臓病や便通改善に良いと聞いて、良いことをしているなあと思いました。米麹をヨーグルトを作る時の発酵器に一晩寝かせて、生の甘酒を豆乳で割って飲んでいます」と健康習慣を明かした。

 イベントでは、NPO法人日本腎臓病協会の柏原直樹理事長がプレゼンテーションを行い、「慢性腎臓病は新たな国民病で、約35万人が透析を受け、腎不全にかかる医療費は年間1.5兆円を超える。最重要課題は予防だが、発見は難しくないので、GFR値(糸球体濾過量)が59以下なら、かかりつけ医を受診してほしい」と訴えた。

 専門家の話を受けて、檀は「人生100年時代だからこそ、一人ひとりが健康で、人生を楽しんで日々を送れれば。良い笑顔で過ごしていくために、体と心が元気なのが一番」と納得の表情。実際の健診では、「細かい項目がいっぱいあるんですけど、お医者さんの大丈夫という言葉を信じています。血液検査を受けると、いつも『100点です』って言われるんですけど、GFR値も気にしてみます」と意識を高めていた。

 最後に、檀から「健康状態を気にすることは、自分のためでも家族のためでもあるので、(CMで)私の顔を見たら、『腎臓、大丈夫かな?』と思ってもらえるくらい浸透してほしい」と話し、イベントを締めくくった。

(取材・文・写真:石河コウヘイ)

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