第3話は、「お魚ボックス」の注文を増やすため、岩崎和佳(奈緒)は東京の飲食店に営業をしに行くことに。息子の進(石塚陸翔)を昼は保育園、夜はママ友・山藤そよ(志田未来)に預けて、東京との往復を繰り返す多忙な日々を送っていたが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第3話では、漁協の組合長・杉浦(梅沢富美男)が吹聴した噂のせいで、和佳に詐欺師疑惑が浮上。それを裏付けるかのように、和佳が無断で会社の口座からひと月に150万円近くを引き出していたことが発覚する。
和佳は「営業経費」と反論するが、片岡(堤真一)たちは和佳が横領していたと決めつけて非難するという展開に。そんな中、取引先から連絡が入り、実は和佳が急性腎障害を患っていたことが判明。それは、営業先の飲食店で食べて吐いてを繰り返していたため。
交通費のことを考え、東京に行った際になるべく多くの飲食店に入っては食事して営業していた和佳は、逆に少しでも経費を減らそうとしていたことが発覚。真相を知った漁師たちと和解するというストーリーだった。
しかし、この展開にネット上からは「いや無断で会社の金使ったら問題になるのは当たり前」「経費のくだりが無理すぎ」「150万円も勝手に使って報告しないのはあり得ないし疑われて当然」「不正に変わりないよね?」「了承得ないで150万使ったら横領だろ」という声が集まっていた。
「往復で5万円かかる東京に毎日通い、高級そうな飲食店にも構わず入って食事し、それを全て『営業経費』と事後報告するのは横領を疑われても仕方のないこと。それを、『倒れるまで努力していた』という一点だけで許され、逆に漁師が謝って和解するという展開はかなり無理がある話。多くのツッコミを集めていました」(ドラマライター)
まだ第3話ながらも、毎回、和佳が革命的な話を持ってくるも、漁師たちの間に誤解が生まれ、終盤に誤解が解けて和解するという展開が繰り返されている本作。ネットからはすでに「飽きた」「ループしてる」「何度同じことやるの?」という声が集まっているが、今後このマンネリを脱することはできるのだろうか。