第2話は、「お魚ボックス」事業を発案した岩崎和佳(奈緒)だが、漁協だけでなく、漁師たちまで敵に回してしまい、孤立する。それでもめげずに次の作戦を考え、漁師の片岡洋(堤真一)たちに、「お魚ボックス」の注文が取れたから魚を分けてほしいとお願いするのだが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第2話では、魚に関するある描写がネット上で物議を醸している。
問題となっているのは、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)の命令で、「お魚ボックス」の注文品として和佳が購入した大量の魚を、漁協職員が地面にぶちまけて廃棄してしまうというシーン。
さらにその後、なんとか仲買人の重森梨花(ファーストサマーウイカ)から魚を購入。和佳は知人の琴平祐介(渡辺大知)に「お魚ボックス」を送るも、処理が悪かったのか、届いた魚は腐った状態になってしまっていたという展開が描かれた。
「第2話前半、和佳は四面楚歌という状態。そのため、購入した魚がイジメに使われたり、せっかく送った魚がダメになってしまい、心が折れかけるという描写のために、当該シーンが描かれました。しかし、演出とは言え、魚がムダになってしまったのは事実。こうした描写に、一部視聴者から苦言が集まっているようです」(ドラマライター)
ネット上からは「見ててちょっと辛い」「もったいない」「魚で商売してる人が魚を粗末にする行為はいくらドラマと言えどもやりすぎ」「いいテーマなのに魚をムダにするのはちょっと…」「魚をぶちまけるシーン不快だった」という声が集まってしまっていた。
メインテーマである魚という食材が、もったいない方法で演出で使用されることに、不快感を抱いた視聴者も多かったようだ。