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記念セレモニーの冒頭、7月に死去した安倍晋三元首相を偲んで黙とうが行われた。その後、小池百合子東京都知事始め、IOC委員の渡辺守成、IOC委員で公益財団法人日本オリンピック委員会会長の山下泰裕、IOC名誉委員の猪谷千春が登壇した。大スクリーンには、IOC会長のトーマス・バッハからのビデオメッセージなどが映し出された。また、和太鼓奏者の佐藤健作やDJプロデューサーのm flo☆Taku Takahashiも会場でパフォーマンスを行い、集まったファンを魅了した。
小池都知事はその後、「前例のないような素晴らしい大会を、みなさんのご協力のもと、安心安全にやり終えることが出来ました。改めてみなさんに感謝の気持ちを申し上げたい」とスピーチを行い、コロナ禍のため、無観客での開催とはなったことを残念がりつつ、「ボランティアの方や多くの方の支えによって、アスリートが躍動、数々の功績を残してくれました。そしてスポーツの素晴らしさを世界にお伝えすることができました」と本大会の成果を口にした。
この日は、オリンピックに参加した日本人選手も多数来場。北口榛花(陸上競技 女子やり投)、田中希実(陸上競技 女子 1500m)、橋岡優輝(陸上競技 男子走幅跳)、戸邉直人(陸上競技 男子走高跳)、安部孝駿(陸上競技 男子 400m ハードル)、津波響樹(陸上競技 男子走幅跳)、ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)、RAM(河合来夢)、AYUMI(福島あゆみ)、AMI(湯浅亜実)らを始め、7人制ラグビーの日本代表も登壇。ラグビー代表はフィジー代表との特別試合も行った。
また、外国人選手陣も、モリー・セイデル始め、シドニー・マクラフリン、ニーラジ・チョプラ、バシル・アブディ、ニコラ・マクダーモット、レア・スプルンガー、ジェレミー・ドッドソン、アレッサンドラ・コルテシア、ジェフリー・ルイス、エリザ・ヘメルレらが姿を見せ、会場に華を添えていた。
※文中一部敬称略
(取材・文:名鹿祥史)