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嵐・二宮、公開を控えた主演作でどうししても映画賞を獲りたい理由

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 嵐の二宮和也が主演を務める映画「ラーゲリより愛を込めて」(瀬々敬久監督)が、12月9日に公開を控えている。

 辺見じゅん氏のノンフィクション小説が原作。第二次世界大戦終了後、厳冬のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に捕虜として抑留された男たちを描く大作だ。
二宮は、あまりにも残酷な収容所での日々に誰もが絶望する中、ただ一人、生きることへの希望を捨てずに仲間たちを励まし続けた実在の人物・山本幡男を演じる。

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 山本の帰りを待つ妻役を北川景子、山本とともに極限のラーゲリを生き抜く捕虜仲間の役を、Sexy Zoneの中島健人、俳優の松坂桃李、桐谷健太、安田顕が演じる。

 「瀬々監督といえば、人間ドラマの名手として知られているので、二宮の新境地を開拓した名作になるだろうと言われている。俳優としての二宮の知名度は幅広いし、集客を少しでも伸ばそうと中島を起用。製作サイドの期待が日に日に高まっている」(映画業界関係者)

 このほど、Mrs. GREEN APPLEによる主題歌「Soranji」の音源を収録した予告編が公開され、今後は「第35回東京国際映画祭」のオープニング作品として上映される。
二宮といえば、これまで俳優業では「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞するなどしっかり実績を積み重ねているが、今作での映画賞ゲットに並々ならぬ意欲を持っているというのだ。

 「まさに、〝事務所総出〟の圧で映画賞をゲットしに行くようです。というのも、8月に公開された主演映画『TANG タング』がまさかの大コケ。早いうちにその黒歴史を人々に忘れてもらえるように、感動作での映画賞戴冠で、そちらのイメージを色濃く残したい戦略のようです」(芸能記者)

 「TANG」の公開前、二宮は精力的に番宣をこなしていたが、「ラーゲリ」ではそれを上回るPR活動をこなすことになりそうだ。

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