第35回東京国際映画祭
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芸能ニュース 2022年12月04日 14時00分
稲垣吾郎が自宅デートに誘った元アイドルが不倫女優に変貌
元SMAPの「新しい地図」(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)にとって、今年ラストの主演映画は稲垣の「窓辺にて」だった(11月公開)。同作で稲垣は、編集者である妻・紗衣(中村ゆり)が担当作家と浮気しているのを知り、自分の中に芽生えた感情を知るフリーライターの市川茂巳を演じた。「第35回東京国際映画祭」コンペティション部門観客賞を受賞している。 グループ時代、俳優として最も早く結果を出したのが稲垣だった。13歳で芸能界に入り、15歳で朝ドラと映画に出演。メンバーイチ多忙になり、元来口数が多くないことから、リーダーの中居正広からは「女好き」「整形してる」というキャラを付けられた。 >>元SMAPメンバーの“偶然”が重なり再結成に期待? 香取慎吾と木村拓哉のSNSに共通点か<< 高校は、アイドルのタマゴたちが多い堀越学園。芸能活動コース(現・トレイトコース)に進んだ。同級生に深津絵里、夏川りみ、クラスメイトに高橋由美子がいた。 高橋は、「20世紀最後の正統派アイドル」というキャッチフレーズがつけられた美少女。当時は、アイドル絶頂期だった。同じく多忙だった稲垣とウマが合い、登校できたときは一緒に下校した。 高校卒業後の95年、W主演で連続ドラマ「最高の恋人」(テレビ朝日系)で共演。幼くして事故で両親を亡くした二人暮らしの兄妹を演じた。稲垣は、高校もクラスも、さらにレコード会社まで同じだった“同志”と作品で再会できたことに、縁と運命を感じた。淡い恋心も抱いたため、ドラマ撮影時に「かわいい犬を飼っているから、家に見にこない?」とガチで誘っている。 「まだ20歳そこそこで、ともに恋愛経験が乏しい。事務所関係者が監視の目を光らせていたので、高橋さんは誘いに乗りませんでした。クランクアップと同時に、稲垣さんの恋愛感情も冷めていったそうです」(古参のアイドルライター) その後の共演で暴露されたころには、2人は笑い合える大人になっていた。 高橋といえば、40歳を過ぎたあたりから毒舌・酒豪にキャラ変。44歳のときには、妻子ある実業家と都内歌舞伎町のラボホ密会を激写されて、清純派アイドルから不倫女優に一転した。男性はのちに離婚して、高橋とゴールイン。“吾郎のオンナ”は、略奪婚という意外な形で人妻となった。 稲垣は、20代後半から10年近く菅野美穂と半同棲状態だったが、別離。今なお、独身を貫いている。「新しい地図」では20年末に草なぎ、21年末に香取がイヤーエンドの滑り込み入籍を発表しているため、22年の大みそかは稲垣が注力されている。今年末は40代ラスト。“最後の貴公子”稲垣にハッピーサプライズはあるか……。(伊藤由華)
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芸能ニュース 2022年11月01日 08時00分
川村元気監督、長編デビュー作で見せた菅田将暉の“離れ業”を明かし会場も驚き
菅田将暉・原田美枝子W主演の映画『百花』のQ&Aセッションが30日、都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」で行われ、同作のメガホンを取った川村元気監督と脚本を共同執筆した平瀬謙太朗氏が出席した。 >>全ての画像を見る<< 第70回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀監督賞に輝いた同作は、川村監督の長編監督デビュー作。記憶を失った母・百合子(原田)と向き合う息子・泉(菅田)の母子の愛を描く。 劇中、泉が母の私物を整理する中、母の手帳を見て嘔吐するシーンがある。ワンシーンワンカットの手法で撮影する中、川村監督は同シーンで菅田の役者としての能力に改めて強い力を感じたと言い、客席からの質問に答える形で同シーンを回顧。 川村監督は「母親の日記を見て嘔吐するシーンは、ワンカット6分くらいだったんですけど、菅田将暉くんが離れ業をやっているんです。部屋に入って来て、メモをまず落とすんですけど、そのランダムに散らばったメモを拾う順番が全部決まっていた。それを拾いながら今度は涙が溢れる。涙が溢れるんですけど、日記を見つけて吐くという順番です。最初は吐く吐瀉物を口の中に入れた状態で芝居をやってもらったんですけど、人間は実は体の機能的に、口の中に水を入れた状態で涙を流すというのができないということが発覚したんです」と予定した手順が一度中断したことを振り返る。 「20テイクくらいやったけどできない。じゃあ一回水なしでやろうと。やったら菅田将暉くんがポロポロ泣くわけです。さすが俳優だなって思ったけど、何か面白くない。もう一回口に入れてやってみようかって」と撮影をやり直したというが、菅田がその時点で4、5時間そのシーンの撮影をやり続けていたことも紹介。「何度かその後やって、最後は口に水を入れたまま、段取り通り、メモを拾って泣いて吐くというのができた」が、同シーンの撮影後、菅田は30分くらい動けなくなってしまったと言い、川村監督は平瀬氏と共に「現場に座り込んでしまってぼーっとしていた。一番印象深いシーンになりました」と顔を見合わせて話した。 川村監督は「泣くっていうことと吐くっていう矛盾したことが同時に起きるというのをやりたかったんです。フィジカル的には無理なことだとわかったのに、そんな無理なことができてしまうということが起きる。それに応えてくれた菅田将暉には本当に感謝している」と菅田に感謝の気持ちを述べる。難役ではあったが、それを菅田にオファーした決め手についても、「今回自分で小説を書いて、脚本も平瀬くんと一緒に書いた。イメージがあまりにもガチガチだったし、明確なロジックがあった作品でもあったので、俳優にはそのイメージを壊してくれることを期待した」とコメント。 「ロジックとエモーションが戦っているのがこの作品の面白さ。そういう意味では菅田くんは、色々仕事していく中で予想できないものがある俳優。その予想できないところが自分にとって欲しかったところだった」と説明していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2022年10月31日 20時00分
ウーマン村本大輔、日米コメディアンの差は「知的レベル」と持論 自身の客は年齢層が上がった?
ウーマンラッシュアワーの村本大輔と中川パラダイスが29日、東京・日比谷で行われた第35回東京国際映画祭での映画『アイ アム ア コメディアン』質疑応答イベントに、同作のメガホンを取った日向史有監督と出席した。 >>全ての画像を見る<< 同作は、政治発言などでテレビ出演が減ってしまった村本のプライベートや、米国でのコメディ修行、コロナ禍の暮らしなどにスポットを当て、3年間の歩みを追うドキュメンタリー作品。今映画祭のNippon Cinema Now 部門に出品されている。 村本は本作でも取り上げられたアメリカでのコメディ修行について、客席から「アメリカに行って、日本の笑いとアメリカの笑いの違いを感じたか」と冒頭に質問を受けたが、「一番違うのは芸人の知的レベルです」と自身の見解を述べる。 村本は「それは大きく違います」と続け、「(日本のコメディアンように)ニュースのコメンテーターとかをやるんじゃないので。ニュースのコメンテーターは聞く側じゃないですか。彼ら(アメリカのコメディアン)は前提として(ニュースの内容をきちんと)知っているから、ちゃんとそれをコメディにするんです。社会のいろんなことときちんと自分たちが繋がっている。でも、こっちはそことは分けている感じがすごくするんです」と話す。 日本では政治発言をすることがファンに影響を与えやすいとも言い、「僕が原発とか政治発言をしだしてから、笑いの量は増えてはいるんですけど、みるみるうちにお客さんの年齢層が上がっていった。すごい勢いでしたよ。『あれ、こんなに白髪の人多かったかな』って。どんどんおじいちゃんおばあちゃんが来だしたんです」と村本。「若い子はテーマとしてそういうことに興味がなかったりする。でも、向こうじゃ同じテーマでも若い人が普通に聞いているので、そこが実感として驚きがありました」と日米の環境の違いに対し、持論を述べた。 そんな村本のドキュメンタリーの完成に、中川は「僕の出番が少なかった」と皮肉を言いつつ、「感動しました」と改めて絶賛。「めちゃくちゃ面白かった。映画で二時間にまとめるので、村本のいいところばかりが前面に出すぎているなっていうのはありましたけど。もっと嫌な部分が出ていても面白いなとは思いました。でも、面白かった。だって、僕もウルっと来ましたもん」とコメント。同作や村本にエールを送っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2022年10月31日 08時00分
King Gnu井口理「好感度あがっちゃう」馬場ふみかにベタ褒めされ大照れ?《第35回 東京国際映画祭》
28日、King Gnuの井口理、馬場ふみか、河合優実、伊藤ちひろ監督が、『第35回 東京国際映画祭』の『ひとりぼっちじゃない』舞台挨拶に登壇した。 >>全ての画像を見る<< 本作は、映画監督の行定勲氏が企画・プロデュース、伊藤監督の同名小説を映画化した、井口の初主演作。井口演じる他人とのコミュニケーションが苦手な歯科医ススメが、馬場演じるミステリアスな女性・宮子に恋をする中で変わっていく様子が描かれている。 原作はススメによる日記形式で綴られており、井口は役作りについて「映画前は日記を書きました。あんまり普段は自分の言葉をハッキリ表すことはないタイプの人間なので、そういう点でススメとリンクさせていった感じですね」と振り返った。 馬場は、これまで演じたことのない役柄だった宮子を演じるにあたって「監督から、とにかくゆっくり喋ってほしい」と言われていたそう。「普段私は早口で、ワーッと喋ってしまうタイプなので、普段もなるべくゆっくり話していかないとリズムに慣れなくて…。すごい体力使いました」と、劇中とは別人のような語り口で苦労を明かした。 また、ミュージシャンとしてのイメージが強い井口だが、撮影での印象が変わったか問われると、河合は「真剣」と一言。馬場は、「普段“King Gnu井口理”として見ている姿とはほんとに違う、役者・井口理。一つ一つのシーン、一つのセリフに真剣に向き合っている姿を見て、私もこうあらねばな、と思いました」とベタ褒め。これに井口は、「好感度あがっちゃうよ」と大照れの様子だった。 『第35回 東京国際映画祭』は11月2日まで開催。 第35回 東京国際映画祭https://2022.tiff-jp.net/ja/『ひとりぼっちじゃない』2023年春 公開配給:パルコ(c)「ひとりぼっちじゃない」製作委員会
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芸能ニュース 2022年10月31日 06時55分
塩谷瞬「役者人生の中で大きな経験」純烈・白川も出演『ハリケンジャー』、20周年の新作上映決定!
29日、俳優の塩谷瞬、長澤奈央、山本康平、姜暢雄が、『第35回 東京国際映画祭』の「忍風戦隊ハリケンジャー20周年特集」トークショーに登壇した。 >>全ての画像を見る<< 『忍風戦隊ハリケンジャー』とは、2002年2月から2003年2月まで、テレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。キャッチコピーは「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」。2013年には、番組終了から10周年を記念して、Vシネマによる続編『忍風戦隊ハリケンジャー 10YEARS AFTER』が制作された。 そして、TVシリーズ終了から20年の2023年、Vシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th anniversary』の期間限定上映とBlu-ray&DVDの発売が、同トークショーにて発表された。同作では、舞台を江戸時代に移し、まさかの時代劇設定での新作となる。メインキャストが再び集結し、現代と江戸時代のキャラクターを一人二役、時空を超えたヒーローを演じる。 TVシリーズ終了から20年、10周年のVシネマ製作もファンを驚かせたが、20周年記念の製作は戦隊シリーズにとって異例中の異例。これが実現したのは、ハリケンイエローを演じた山本、ハリケンブルーを演じた長澤によるキャストらの説得のおかげだったという。クワガライジャー役の姜は、山本のメールによる説得の“圧”にビビっていたというが「(戦隊シリーズの)後輩のために道を作るのもいいんじゃないか」と出演を決めたという。 同作は、忍者がモチーフということもありTVシリーズから激しいアクションも見どころの一つ。塩谷は当時18,9歳の頃にハリケンレッドに選ばれ、人生が大きく変わったという。レギュラーキャスト全員がストイックなタイプで、実際撮影が始まる何カ月も前からトレーニングを始め、スーツアクターと同じトレーニングメニューをこなし、動きも見て研究していたという。その中でチャレンジも多かったといい、「僕、高所恐怖症とプロフィールに書いてたんですけど、いきなり『あの崖からお前飛ぶから用意しとけよ』と言われて、下にクッションの用意もあって安全なんですけど、そういう訓練もしてるんですけど、いきなり本番で飛んで、飛びながらシノビチェンジ(変身)をしたっていう。たぶん、普通に生きてたら一生やらなかったことを体験させていただいたというのは、役者人生の中でも大きな経験だったと思います」と、振り返った。 トークショーでは他に、同日は参加できなかったカブトライジャー役の純烈・白川裕二郎からのVTRメッセージや、ハリケンジャーの変身ポーズの披露などがあり、高倍率の参加権を得たファンを喜ばせた。 『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th anniversary』は、2023年初夏に期間限定上映、2023年10月25日にBlu-ray&DVD通常版と大江戸メダル版が同時発売となる。
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芸能ニュース 2022年10月27日 12時40分
稲垣吾郎、東京国際映画祭で運命的な出会い「俳優として最高の体験」今泉力哉監督作を振り返る
26日、都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」に、俳優の稲垣吾郎が今泉力哉監督と登壇。同映画祭のコンペティション部門に出品する映画『窓辺にて』(11月4日公開)の撮影を振り返った。 >>全ての画像を見る<< 稲垣は同作で、妻に浮気されながらも、何も言えない主人公・市川茂巳を演じる。今泉監督とは本作で初タッグとなったが、二人の出会いの場は2018年の東京国際映画祭であったと言い、稲垣は「今泉監督の映画のファンだったので、お会いできて本当に良かった」と4年前を懐かしむ。 今泉監督も「その後、コロナ禍の時に稲垣さんと対談する機会があったんです。稲垣さんが映画を紹介するコーナーを持っていたんです。稲垣さんはまだ知らなかったけど、僕はすでに稲垣さんでこの映画を撮るという話をいただいていたので、対談中、稲垣さんから『僕で映画を作るならどんな役や内容になりますか』と聞かれて。こっちはそれを考えているところなんで、なんて答えようかって悩みました」と振り返る。 出演決定後、台本を受け取った稲垣は、今泉監督の台本に感銘を受けたことも明かし、「今泉監督らしい脚本だなって思いました。監督はオリジナル作品から原作ものまで脚本されるんですけど、今泉さんが生み出した言葉だなというのがセリフの随所にあって、僕をイメージして脚本を書いてくださったなというのも伝わりました」と話す。 登場するセリフにも、印象的なものがたくさんあった様子。稲垣は劇中の「理解なんかしない方がいいんだよ、理解しても裏切られるんだから」というセリフが話題に挙がると、そのセリフについて「すごく理解ができる」と話す。「もしかしたら僕も自分が結婚していて妻にそういうことがあれば、ショックはショックだけど、その場でうまく感情表現ができないとか、普通だったらそのくらいのことがあったら、このくらい怒らないといけない、このくらい落ち込まないといけないという一つの線みたいなものがあって、そこに達していないといけないのかなと思ったり……。ああいう主人公の気持ちに自分もなると思います」と自身の見解を述べる。 稲垣を想定した台本だったが故に、撮影は自然体の演技で臨んだとも明かし、「ここまで役作りしない役もないというくらい役作りはしなかった。自然に佇んでいれば茂巳として存在できるって思った」とコメント。「今泉組のお芝居のスタイルに自分をチューニングしていくような感じでした。俳優として最高の体験でした」と本作を振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2022年10月26日 08時00分
宮崎あおい、自身の祝いの席にも参加の故・青山真治監督は「お父さんみたいな人」思いを吐露《第35回 東京国際映画祭》
25日、俳優の浅野忠信、宮崎あおい、小説家でミュージシャンの中原昌也が、『第35回 東京国際映画祭』の『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』上映トークショーに登壇した。 >>全ての画像を見る<< 同作は、今年3月に急逝した青山真治監督作。これまでDCP(デジタルシネマパッケージ)が存在せず、上映の機会が限られていたが、今回、英語字幕付きDCP版を作成。これを機に世界での上映が期待されているという。 浅野、宮崎、中原共に同作に出演。浅野は、青山監督の『Helpless』で映画初主演、宮崎は中学生の頃の主演作『EUREKA ユリイカ』、同作、『サッド ヴァケイション』の3作に出演した。今回、同映画祭にて青山監督追悼特集で同作と『EUREKA ユリイカ』が上映され、浅野は「監督のことを語れる機会をいただいて感謝しています」と噛みしめた。 2005年に製作された同作『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』は、2015年に正体不明の致死ウイルスがまん延し世界に危機が訪れるという内容。コロナ渦と不思議とリンクしており、浅野も「これが当時作られていて今日見るというのが興味深いこと」と驚きの様子だった。 宮崎は昨日見返したというが、同じくテーマに驚きつつも「お二人(浅野と中原)がずっとニコニコお芝居をされているのがすごく印象的」と、改めて気付いたという。これに中原が「それ俺の演出。監督が怒るまでずっとニコニコしてようって」と、まさかの真実を暴露。撮影の直前に大失恋をしたという中原が、落ち込まないための策だったようだ。監督からは特に注意されなかったそうだが、シリアスなシーンだけはやめてほしいとお願いされたという。同作を観る際には注目してみるのもいいだろう。 初対面は13,14歳だった青山監督との思い出を聞かれた宮崎は、「監督と役者というよりは、ちょっとお父さんと娘みたいな感覚で。というのも、自分のお祝いの席に監督が来てくれたことがあって。そこで監督と(斉藤)陽一郎さんが一緒にギターを弾いて歌を歌ってくれて。お仕事を抜きにした、私の人生の中でもすごく大事な人。それはこれからも変わらない。私にとってお父さんみたいな人です」と、改めて監督への思いを口にした。 青山真治監督追悼特集『EUREKA ユリイカ』は、11月1日にも上映。『第35回 東京国際映画祭』は11月2日まで開催。 第35回 東京国際映画祭https://2022.tiff-jp.net/ja/
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芸能ニュース 2022年10月25日 12時25分
東京国際映画祭レッドカーペットに二宮和也、稲垣吾郎ら豪華ゲスト登場「映画人の一人として楽しみ」
「第35回東京国際映画祭」(10月24日〜11月2日)が24日、東京・日比谷で開幕し、映画祭のオープニングイベントに二宮和也、稲垣吾郎、大泉洋、柳楽優弥、柴咲コウ、井上真央、戸田恵梨香、広末涼子、前田敦子ら豪華ゲストが登壇。華やかな衣装でレッドカーペットを闊歩をした。 >>全ての画像を見る< 同映画祭オープニング作品の『ラーゲリより愛を込めて』からは、瀬々敏久監督と二宮和也が登壇。二宮は「我々の作品をオープニング作品に選んでいただいて光栄。映画人の一人として楽しみにしていました。いろんな出会いがある場所ですし、みなさんも楽しんでください」と呼びかけた。 ガラ・セレクション部門に選出されている映画『月の満ち欠け』からは、廣木隆一監督ほか、大泉洋、柴咲コウが登壇。大泉は「映えあるイベントに出演できて光栄です。コロナも落ち着いてきて、今回の映画祭には外国のお客さんもたくさん。盛り上がるのではないでしょうか」と壇上でスピーチ。同じく『母性』からは、廣木隆一監督、戸田恵梨香、永野芽郁が登壇したが、戸田は観衆の目を引く派手なロングドレスで登場。「この場所に立たせていただき光栄に思います」と感謝の気持ちを述べた。 コンペティション部門に選出されている映画『山女』からは、福永壮志監督、永瀬正敏、森山未來、山田杏奈が登壇。山田は「今回こういう場所で上映できることを嬉しく思います。みなさんに楽しんでいただけたら嬉しい」と笑顔で話した。同じくコンペティション部門の『エゴイスト』からは、松永大司監督、鈴木亮平、宮沢氷魚が登壇。鈴木も「この場に立てて幸せです。思い返せば3年前の映画祭で監督に『一緒にやりたい映画がある』と声をかけてもらって誕生したのがこの『エゴイスト』なんです。感無量の気持ちでいっぱいです」と話して笑顔を見せた。 同じくコンペティション部門の『窓辺にて』からは、今泉力哉監督、稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナが登壇した。稲垣は「国際色豊かな東京国際映画祭の場に立たせてもらって感激しております」と話した。NIPPON CINEMA NOW!選出の『彼方の閃光』からは、半野喜弘監督、眞栄田郷敦、池内博之、尚玄、加藤雅也、Awichが登壇。眞栄田は「この作品が初主演作品。このメンバーの間に立たせてもらっていることをありがたく思っています。やりたいことをとことん追求した作品。まだ配給先も決まっていないのですが、今日をスタートに何かが始まればいいなと思います」と話した。 ジャパニーズ・アニメーション部門選出の『夏へのトンネル、さよならの出口』からは、田口智久監督、松尾亮一郎プロデューサー、飯豊まりえが登壇。飯豊は「日本では上映が終わった作品ですが、世界各国での上映が決まっています。この作品が日本を代表するアニメーション映画として羽ばたいていってほしいなと思います。これを機に日本でも再上映できれば嬉しいです」と話した。 そのほか、ガラ・セレクション部門の映画『あちらにいる鬼』からは、廣木隆一監督、寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子が、TIFFシリーズの映画『ガンニバル』からは、片山慎三監督、柳楽優弥、片山慎三、笠松将が、アジアの未来部門の映画『少女は卒業しない』からは、中川駿監督、河合優実、小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望が、『i ai』からは、マヒトゥ・ザ・ピーポー監督、平体雄二、宮田幸太郎、瀬島翔の各プロデューサー、富田健太郎、森山未來が、ジャパニーズ・アニメーション部門の「ウルトラセブン55周年記念上映」からは森次晃嗣、『ぼくらのよあけ』からは黒川知之監督が登壇した。 NIPPON CINEMA NOW!の映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』からは、足立紳監督、佐藤現、足立晃子、坂井正徳の各プロデューサー、池川侑希弥、田代輝、白石葵一、佐藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登が登壇。『はだかのゆめ』からは、甫木元空監督、唯野未歩子、前野健太、菊池剛が登壇。『アイアム ア コメディアン』からは、日向史有監督、石川朋子、植山英美の各プロデューサー、村本大輔、中川パラダイスが登壇し会場の声援を集めた。『わたしのお母さん』からは、杉田真一監督、井上真央が、『ひとりぼっちじゃない』からは、伊藤ちひろ監督、井口理、馬場ふみか、河合優実が、『あつい胸騒ぎ』からは、まつむらしんご監督、石原理衣、恵水流生の各プロデューサー、吉田美月喜、常盤貴子、前田敦子がそれぞれ登壇して会場を沸かせた。 そのほか、日本映画クラシックの『DOOR』から高橋伴明、高橋恵子夫妻、映画祭のポスタービジュアルを監修したコシノジュンコ、アジアの未来部門の審査委員である西澤彰弘、斉藤綾子、ソーロス・スクムの各氏、Amazon Prime Video テイクワン賞審査委員長の行定勲監督、フェスティバルアンバサダーの橋本愛、コンペティション審査委員長のジュリー・テイモア、コンペティション審査委員のシム・ウンギョン、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、柳島克己、マリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルの各氏も出席した。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2022年10月10日 21時00分
嵐・二宮、公開を控えた主演作でどうししても映画賞を獲りたい理由
嵐の二宮和也が主演を務める映画「ラーゲリより愛を込めて」(瀬々敬久監督)が、12月9日に公開を控えている。 辺見じゅん氏のノンフィクション小説が原作。第二次世界大戦終了後、厳冬のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に捕虜として抑留された男たちを描く大作だ。二宮は、あまりにも残酷な収容所での日々に誰もが絶望する中、ただ一人、生きることへの希望を捨てずに仲間たちを励まし続けた実在の人物・山本幡男を演じる。 >>菅田将暉の主演映画、国内外で評価が大きく分かれたワケ<< 山本の帰りを待つ妻役を北川景子、山本とともに極限のラーゲリを生き抜く捕虜仲間の役を、Sexy Zoneの中島健人、俳優の松坂桃李、桐谷健太、安田顕が演じる。 「瀬々監督といえば、人間ドラマの名手として知られているので、二宮の新境地を開拓した名作になるだろうと言われている。俳優としての二宮の知名度は幅広いし、集客を少しでも伸ばそうと中島を起用。製作サイドの期待が日に日に高まっている」(映画業界関係者) このほど、Mrs. GREEN APPLEによる主題歌「Soranji」の音源を収録した予告編が公開され、今後は「第35回東京国際映画祭」のオープニング作品として上映される。二宮といえば、これまで俳優業では「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞するなどしっかり実績を積み重ねているが、今作での映画賞ゲットに並々ならぬ意欲を持っているというのだ。 「まさに、〝事務所総出〟の圧で映画賞をゲットしに行くようです。というのも、8月に公開された主演映画『TANG タング』がまさかの大コケ。早いうちにその黒歴史を人々に忘れてもらえるように、感動作での映画賞戴冠で、そちらのイメージを色濃く残したい戦略のようです」(芸能記者) 「TANG」の公開前、二宮は精力的に番宣をこなしていたが、「ラーゲリ」ではそれを上回るPR活動をこなすことになりそうだ。
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芸能ニュース 2022年09月22日 12時50分
橋本愛、LGBTQや映画界のハラスメント問題への思いを発信 東京国際映画祭、2年連続アンバサダーに
女優の橋本愛が21日、都内で行われた「第35回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見」に出席した。 >>全ての画像を見る<< 橋本は同映画祭のフェスティバル・アンバサダーに2年連続で就任。壇上に上がると、「ありがたいことですし、とても光栄なこと。役目を果たさなければと背筋の伸びる思いです」と笑顔を見せる。昨年の同映画祭についても「私はお祭りそのものが大好き。映画祭という雰囲気も大好きなんです。昨年は海外の監督さんや女優さんと話す機会もあったんですけど、自分の拙い英語力で少し絶望しました。自分はこれから日本映画界だけでなく自分ももっと、世界に開いて活動していかないといけないなって考えているんです。映画祭を通じて、昨年は映画そのものの役割や映画祭そのものの役割についても考えるようになりました。その経験を今年は生かしていきたい」と話して振り返る。 橋本は「アンバサダーとして映画に関わる中、去年は会場での興奮やワクワクする感じをできるだけ伝えようってやっていたんですけど、今年はもうちょっと違うことを発信しようと思いました」とも述べ、「現在の日本の映画界の抱える問題、例えばハラスメントや労働環境の問題など、自分が現場にいて問題に感じたことを発信できればと思います」と今年はアンバサダーとして新たな使命を持って挑みたいとも話す。 特に映画制作の現場での世代問題の発信には力を入れたい様子で、「上の世代の方と下の世代の方の世代ギャップ、互いに声を聞き合うというのがこれからの物作りに大事なんじゃないかって思っています。若い世代も自分の中にあるものを伝わるように伝えるスキルを持つことが大切だなって。上の世代の方と下の世代の方がもっと歩み寄って素敵な映画制作の環境ができればいいなと思います」と期待を寄せる。 さらに「今、日本は、同性婚が全体として認められていなかったり、環境問題の意識も世界に比べると薄い。歴史や伝統というのを守っていくのは素晴らしいけど、その一方でこぼれ落ちていく人もたくさんいて、そういう人たちの苦しみや悲しみに寄り添うのが映画や芸術の役割であると思います。世界をよりよくするお手伝いを映画を通してできればいいなと思います」ともコメント。 LGBTQの問題についても「自分の知っている人がものすごく苦しんでいるので(LGBTQの人を取り巻く環境が)変わってほしいなって思っています。私はそういう人が幸せになって欲しいなって願っているので、一人ひとりの考えを変えていくしかない。それが映画や芸術で変えていけるのではないかって希望を持っているんです」と話した。 プライベートでも映画を観客の1人として楽しむことが多いと言い、「映画は好きな俳優、監督で選ぶのが一番多いんですけど、そういうものではない場合はポスタービジュアルで見るものを選んでいます。映画のイメージや場面を一つの写真でぱちっと表現されているポスターを見るとこだわって作られているんだなと思います。映画のポスターを見るのも大好きです」とコメント。今映画祭についても「青山真治監督の特集上映は足を運べたらいいなって思っています。すごく好きな映画監督なので」と話していた。 同映画祭は、10月24日から11月2日まで有楽町、日比谷、丸の内、銀座エリアの映画館で開催される。今年の公式上映作品数は117本で、コンペティション部門には15作品が出品される。審査委員は米国の映画監督、演出家であるジュリー・テイモアさんらが担当する。壇上にはコンペティション部門の出品作品『窓辺にて』の今泉力哉監督、『山女』の福永壮志監督、『エゴイスト』の松永大司監督も登壇した。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分