>>全ての画像を見る<<
本作は、映画監督の行定勲氏が企画・プロデュース、伊藤監督の同名小説を映画化した、井口の初主演作。井口演じる他人とのコミュニケーションが苦手な歯科医ススメが、馬場演じるミステリアスな女性・宮子に恋をする中で変わっていく様子が描かれている。
原作はススメによる日記形式で綴られており、井口は役作りについて「映画前は日記を書きました。あんまり普段は自分の言葉をハッキリ表すことはないタイプの人間なので、そういう点でススメとリンクさせていった感じですね」と振り返った。
馬場は、これまで演じたことのない役柄だった宮子を演じるにあたって「監督から、とにかくゆっくり喋ってほしい」と言われていたそう。「普段私は早口で、ワーッと喋ってしまうタイプなので、普段もなるべくゆっくり話していかないとリズムに慣れなくて…。すごい体力使いました」と、劇中とは別人のような語り口で苦労を明かした。
また、ミュージシャンとしてのイメージが強い井口だが、撮影での印象が変わったか問われると、河合は「真剣」と一言。馬場は、「普段“King Gnu井口理”として見ている姿とはほんとに違う、役者・井口理。一つ一つのシーン、一つのセリフに真剣に向き合っている姿を見て、私もこうあらねばな、と思いました」とベタ褒め。これに井口は、「好感度あがっちゃうよ」と大照れの様子だった。
『第35回 東京国際映画祭』は11月2日まで開催。
第35回 東京国際映画祭
https://2022.tiff-jp.net/ja/
『ひとりぼっちじゃない』
2023年春 公開
配給:パルコ
(c)「ひとりぼっちじゃない」製作委員会