問題となっているのは、井口が19日に投稿したあるツイート。その中で「全然自由だろっていうのは前提として、MV出すとYouTubeコメント欄で大喜利が行われる文化なんなんだろ」とユーチューブ動画のコメント欄でのファンのおふざけについて言及。「内輪ノリだしまじで笑えたことない」と厳しく断罪した。さらに、井口は「音楽や作品を出汁にして、おまえのコメントのいいね稼ぎに使うんじゃねえ」と釘を刺し、「ふざけるのはおれのリプ欄までにしとけよメリハリ」とつづっていた。
確かに、King Gnuの動画コメント欄にはおふざけコメントが見受けられ、特に1月にアップされた楽曲『Teenager Forever』のコメント欄には、「紅白でふざけられなかったからってMVで全力でふざけるの草」「走ってるのは井口さんではなく井口です」など井口をイジるようなコメントが多く寄せられていたが、井口のこの苦言にツイッターには、「心ないコメントを見かけると作品が汚されたような気持ちになって悲しい」「コメ本当に腹立つし恥ずかしかったです。はっきり発言してくれてありがとうございます」「真剣に考察してたり言葉を駆使して感想を書いてる中にそういうのが紛れてると悲しくなりますよね…」という声が寄せられていたが、一方でネットからは「自分だって散々有名人にクソリプ送ってたじゃん」「同じようなことしてるんだからあんまり人のこと言えないよね」「自分がイジるのはいいけどイジられるのは許さないタイプ?」という声もあった。
「井口と言えば、メンバーの中でも飛びぬけておふざけをしているイメージがあるほか、ツイッターでも、ジャスティン・ビーバーや篠崎愛、ローマ法王にまで定期的におふざけのリプライを送っていたことでも話題に。だからこそ、“井口はイジっていい”といった空気感がファンの中でできてしまったようですが、ファンからは同情の声の一方、『おふざけをやめればいいのに』という呆れ声も集まってしまったようです」(芸能ライター)
とは言え、アーティストのユーチューブのコメント欄の民度の低さは、これまでにもたびたび話題になっているという。
「アイドルグループはもちろん、アーティストの動画コメント欄で唐突に自分の体験を語るユーザーや、曲のPVなどで『イケメン』と絶賛する声やメンバーをいじる声は少なくないようで、『もうそういう文化になってしまっている』という指摘もありました。特に、菅田将暉のMVには『鬼ちゃん本当に副業多過ぎ』『鬼ちゃん副業ガチ勢かよ』などの声も。コメント欄を閉鎖しているアーティストも少なくなく、井口にもコメント欄を閉鎖するよう求める声もありました」(同)
果たして、この井口の警告でほかのアーティストのコメント欄も改善されるだろうか――。
記事内の引用について
井口理公式ツイッターより https://twitter.com/Satoru_191