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大谷翔平、WBC参戦に暗雲? 栗山監督は会見で不安漏らす「そこには少し制限が…」

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栗山英樹代表監督(写真は日本ハム監督時代)

 11月の強化試合を戦う侍ジャパンのメンバー28人が発表された(10月4日)。しかし、その国内、NPB12球団から選ばれた28人全員が、来春開催のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)に臨むわけでなないようだ。

 「28人中15人が初招集となりました。代表経験が豊富な選手を呼べば、力量が分かっているので指揮官は計算も立てやすい。でも、それでは球界が発展しないので」(関係者)

 栗山英樹代表監督はメンバー編成を終える前、長嶋茂雄氏を訪ねたそうだ。時期は不明だが、国際試合における勝負どころの見極め方、選手起用のコツなどでアドバイスをもらったという。

 その“長嶋エッセンス”が盛り込まれたのかどうかはともかく、栗山監督が言葉に窮したのは、「日本人メジャーリーガー」の追加招集の関する質問が出た時。来年3月のWBCも「このメンバーで?」の質問にこう答えていた。

 「原則的には先のことは考えずに、11月(の強化試合)を戦うのに選んだつもりですけど、そういう風に聞かれれば、3月の戦いに向かって行くわけなので、まだまだその~、外国に行っている選手であったり、いろいろな選択の幅がある中で、そこには少し制限が掛かっていたのは、正直に言うとあった」

 >>玉川徹氏に「適当な事しゃべるな!」批判殺到 大谷翔平選手に無責任発案、野球ファンが不快感<<

 栗山監督が考えながら長々と話すのは、“答えにくい質問”を聞かれた時だ。隠し事ができない性格なのだ。

 さらにまた、「今回選んだメンバーが結果を出して、結果を出してくれると信じて」とも付け加えていた。今回選ばれた28人に「オレたちは日本人メジャーリーガーが来るまでの繋ぎ役か?」と落胆させないよう、配慮するのも栗山監督の優しさである。

 エンゼルスの大谷翔平を筆頭に、水面下で何人かの日本人メジャーリーガーにアクションを起こしている最中なのだろう。

 「大谷の侍ジャパン合流? 五分五分かな。他の日本人メジャーリーガーに対してもそうだけど、NPBが直接交渉できないところもあるので」(前出・関係者)

 興味深かったのは、選手起用に関する発言。「選手の力量は分かっているが、どういう場面で起用すれば力を発揮してくれるのか…」と語った。その一例が会場に現れた巨人・戸郷翔征の起用法だ。「短いイニングでも」と、戸郷を先発ではなく、「リリーバー」で起用することを明言した。

 戸郷はその場で快諾しているが、こんな指摘も聞かれた。

 「リリーフで結果を出している他の投手を呼べばいいじゃないか?」

 昨夏の東京五輪でのこと。阪神の先発投手・青柳晃洋をリリーフで起用し、失敗している。「適材適所」の反省の言葉は、多くのNPB関係者から聞かれた。栗山監督がそれを知らないはずがない。あえて“冒険”してみるということだろう。

 「うまく行けば、物凄い相乗効果を発揮するかもしれません。強化試合だからできるテストです」(プロ野球解説者)

 これが、長嶋氏の助言から得た国際試合の対策だろうか。

 日本ハム指揮官だったころ、栗山監督は選手をガマンして使う育成タイプだった。一発勝負の場では非情な交代も避けられない。日本人メジャーリーガーの合流も気になるが、“冒険起用”に注目したい。(スポーツライター・飯山満)

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