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AIは「サステナブルなまちづくり」実現を目的に東京建物が立ち上げたプロジェクト「DO for Sustainability. with 東京建物」のサステナビリティパートナーに、SDGsに共感している点や平和でサステナブルな世界の実現に向けてエネルギッシュに活動している点を評価されて抜擢された。この日はAIが出演し、楽曲も提供するコンセプトムービーも公開され、コンセプトムービー内で使用された「BE WITH YOU」もお披露目された。
AIはビデオで着用したカラフルな衣装で登場。「いつもと違うステージで緊張します」と恐縮の表情。サステナビリティパートーナー就任についても「自分でいいのかと思った」と感想を述べるが、会場に巨大名刺が用意され、これを受け取ると「こんな大きい名刺をいただいたのは初めて。仕事柄、名刺を持つ機会もないので。ますます頑張ろうという気になりました」と笑顔で意気込みを述べた。
コンセプトムービーは「未来の街を」をコンセプトで作られ、ムービーの中でAIは12メートルの同社のモニュメントの前で、子どもたちなどと自身の楽曲である「BE WITH YOU」を熱唱する様子が映し出される。ムービーの完成映像を見たAIは「嬉しくて泣きそうです」と感想を述べ、「子どもたちと歌うシーンでは最後、感動して泣きそうになりました。子どもたちが歌い出したら一緒に歌ってくれて、そんな時間を共有できたことが本当に嬉しくて」と撮影を振り返る。AIは「BE WITH YOU」についても、「歌詞は東京建物さんの思いを紙でいただいたものがあって、それをヒントに書きました」と紹介する。
AIは今回のプロジェクトのコンセプを元に、芝生などのある緑の街を描いた自作の絵も持参。絵には自信がない様子で、「私の絵はちょっとやばいですよって言ったんです。娘からもどっちが私の絵かわからないって言われました」と照れ臭そうな表情で話す。制作には「3日かかりました」と明かし、絵に描かれた道について「緑の道は広くてどんな人でもいける道です」と説明。
AIの娘が描いた絵もこの日持参し、自身の絵に続いて紹介。「『どういう未来にしたい?』って聞いたら娘がパーっと絵を描き始めて、何も考えていなく、パーっと描くんです。『恐竜がいて一緒に遊べたり、動物と触れ合える場所があって、これは遊園地なんだ』って説明してくれました。家の中にも蛇がいたり、すごい絵です。彼女の頭の中が見れてすごく素敵な時間になりました」と娘との制作過程を振り返っていた。
(取材・文:名鹿祥史)