竹内としては、今後も映画の製作、出演予定はあるが、将来を考えての行動だという。こうした動きを見せる大物芸能人はほかにもいる。
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80歳の俳優、中尾彬は「ねじねじ」の通称でも知られる、トレードマークだった首に巻くストールを400本のうち半分を処分したという。さらに沖縄や千葉に持っていたアトリエも処分。2018年には妻で女優の池波志乃との共著『終活夫婦』(講談社)も上梓している。
82歳のタレント、デヴィ夫人も順調に終活を進めている。すでに遺影は撮影済みであり、さらに愛犬とともに入るお墓も用意しているという。墓石も既存のものではなく、オーダーメイドとなる特注品になる予定だ。人間とペットが一緒にお墓に入るのは法律上禁止はされていない。今後、「おひとりさま」の割合は増えて行くだろうから、そうしたお墓の需要はこれからさらに高まって行きそうだ。
78歳のフリーアナウンサー、みのもんたも終活を進めている。みのは2012年に妻を病気で亡くしているが、妻は生前から終活を進めていたという。みのも触発されたのか、大量のモノの処分を始めた。写真や手紙類などを処分するため専用の焼却炉を購入、週1のペースで燃やしていると2018年の『週刊ポスト』(小学館)ならびに同誌のウェブサイトである「NEWSポストセブン」で語っている。みのクラスの芸能人が持つ写真や手紙ならば、内容によっては万が一外部に流出すれば大問題となりかねない。やはり手元で処分するのが一番なのだろう。
芸能人の終活は一般人と違う事情も多く絡んでおり、これからもその内容に注目が集まりそうだ。