フワちゃんは、幼少期に米・ロサンゼルスに居住していた帰国子女。大学2年生の時にワタナベコメディスクール18期生として入学し、お笑いの門をたたいた。同期とコンビ結成を繰り返すも、事務所重役に悪態をつき解雇。以降はフリーの芸人として活動。2018年4月、自身のYouTubeチャンネル『フワちゃんTV/FUWACHAN TV』を開設すると、一躍人気ユーチューバーの座に就いた。
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大物タレント相手にも呼び捨てやタメ口でなれなれしく絡む芸風や、フリーの身ならではの自由奔放な立ち居振る舞いで話題を振りまくフワちゃんだが、窮地に陥り“敬語”を使った“パプニング”も過去にある。
2020年11月、特番『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(フジテレビ系)に出演したフワちゃんがモデルでタレント・ローラと初対面を果たし、2人はトークを繰り広げた。だが、事態は一変。2人の共演は“放送事故対談”と一部で報じられ、共演は“NG”とささやかれた。
「フワちゃん同様、ローラもバラエティで一世を風靡し、タメ口キャラという共通点があることから、対談ではどんな“化学反応”が起こるのか、といった狙いが制作サイドにあったといいます。ところが、フワちゃんがトークを上滑りさせ、2人はどうにもかみ合わないやりとりを10分ほど続けたのです」(芸能ライター)
同月のニュースサイト『文春オンライン』は、同番組でのフワちゃんについて「最初からフワちゃんの様子がおかしかった」と指摘。番組では、フワちゃんが「ローラに憧れている」と話を切り出すと、そんな話は聞いたことがないと番組MC・中居正広とダウンタウン・松本人志が疑問を呈した。すると、フワちゃんが「自分のリズムでやらしてよ」と反論した。
しかし、同サイトは「ごく普通のツッコミに対して、フワちゃんが少し過剰反応であるようにも見えた」と示唆し、「このときすでに彼女(フワちゃん)の表情は硬かった」と主張した。
その勘は的中。番組内でローラが言った「ピンポーン」という言葉をフワちゃんがまねしてみせたが、ローラの反応は薄く、フワちゃんは「3分前に盛り上がったやつ、もう1回やったらウケるんじゃないの!?」といら立ちを見せた。
その後、フワちゃんは果敢にボケを繰り出していったが、どれも空振りに終わり場を凍り付かせると、恐怖に陥ったのか突如、敬語を使い出したのだ。一方のローラは、「(フワちゃんとは)何かが合わない感じがする」と言い放ち、同サイトは「新旧タメ口キャラ対決は、フワちゃんに苦い思い出を残すことになった」と評価。また、視聴者からは「放送事故」「不仲決定」といった声が多数あがった。
しかし、そんな両者が2021年3月、『炎の体育会TVSP』(TBS系)で再び対談することになった。番組では、エアロビクスの日本一をめざすフワちゃんの筋力アップのため、ローラが特別コーチとしてリモートで参戦。ローラは前出番組で共演したフワちゃんについて、「なんか不思議な感じになった」「(緊張から)ギャグが笑えなくて」と答えた。
ところが、ローラは収録後にフワちゃんの動画を観たと明かし、「すごく面白くて、そこからもっと(フワちゃんが)好きになったの!」と告白。これにフワちゃんも大喜びし、結果、両者の確執は解消したとみられる。
2015年、突如ロサンゼルス移住を発表し、世間を驚かせたローラ。かたや、フワちゃんは幼少期にロサンゼルスに住んでおり、両者はキャラだけでなく何かと共通点も多い。“新旧タメ口”キャラの今後の活躍が期待される。