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大河ドラマ再撮影となった沢尻エリカはいくら? 香川照之以上の賠償金が生じた芸能スキャンダル

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香川照之

 香川照之の性加害報道を受け、レギュラー出演していた『THE TIME,』(TBS系)降板に続き、サントリー、アリナミン製薬、トヨタ自動車、東洋水産などのCMが続々と終了している。そのため、香川側に請求されるであろう損害賠償の金額が約5億円に上るとも、一部報道では言われている。

 だが、過去には香川以上の賠償金が生じたケースもある。

 >>香川照之は「すごい怖い悪い人」女芸人の発言に驚き「タイムリーすぎ」性加害報道直後の“予言”が話題<<

 2019年11月に麻薬取締法違反容疑で逮捕された、元女優の沢尻エリカ氏の損害賠償額は約20億円とも報じられた。沢尻氏はNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』で重要な役どころである帰蝶役として出演が決定し、10話分の撮影が進んでいた。沢尻氏の逮捕を受け代役に川口春奈が立てられ、強行軍で再撮影が行われた。それでも、放送開始日が遅れるなど混乱を招いた。このほか、沢尻氏は複数社のCMにも出演していたが、こちらも打ち切りとなったため、金額が膨れ上がったのだろう。

 2019年3月には、俳優、ミュージシャンのピエール瀧がコカインを吸引していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。瀧は俳優として幅広い活躍を見せていたため、瀧が出演したNHKの朝ドラマ『あまちゃん総集編』の後編が放送休止になるなど、各社は対応に追われた。さらにミュージシャンとしての活動も、一時所属する電気グルーヴの作品が出荷停止・回収されたり、配信が停止されるなどした。各方面に影響を及ぼしたため、損害賠償額はトータルで約10億円に上るのではないかと報じられた。

 2016年1月に、ゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたベッキーは、すべてのレギュラー番組を失い、CMも降板。損害賠償額は5億円以上とも言われた。この金額は、事務所と折半となるのが通例だが、ベッキーは自腹で返済したと『FRIDAY』(講談社)に報じられた。

 やはり、人気芸能人のスキャンダルは、本人と事務所にとって莫大な代償を支払うことになるのは間違いないだろう。

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