「同曲は玉木宏が主演したドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)の主題歌に起用され、同年10月にストリーミングでの再生回数が累計1億回を突破したが、〝大穴〟だった。所属するレコード会社のエイベックスというよりも、同社の松浦勝人会長が全力で獲得に動いて、業界内をまとめたところ見事にゲット。とはいえ、この時期、世間で去年のレコ大の大賞を覚えている人は少ないのでは」(音楽業界関係者)
>>レコ大の舞台裏で起きていた異変 大賞予定の歌手、レコード会社元役員のせいで候補にも入らず?<<
例年ならば、10月ごろからレコ大の賞レースに関する記事が各メディアに掲載されることになるが、「週刊現代」(講談社)のウェブサイトによると、今年は早くも大賞を巡るバトルが勃発しているというのだ。
同誌によると、大賞を争うことになりそうなのは、7月に発売された氷川きよしの「甲州路」と6月に発売された純烈の「君を奪い去りたい」。
氷川は年内いっぱいで歌手活動を休止する。一方、純烈は今年いっぱいでメンバーの小田井涼平が卒業し、グループの活動は年明けから新章に突入。
どちらも有終の美を飾りたい思いは同じのようで、双方とも相手の出方を探り合いながら、まだ審査員が決定していないにもかかわらず、留任が決定的な審査員へのロビー活動を水面下で始めているというのだが……。
「もはや、レコ大がレコード会社、芸能事務所、業界団体など、さまざまなしがらみや忖度を集約しないと獲得できない。もし獲得したとしても、すでに自力で売れている歌手やグループにとっては何の価値もないので、世間もそれほど注目せず。氷川と純烈のバトルなら、高齢の視聴者しか興味はないだろう」(芸能記者)
氷川と純烈、どちらがバトルを制するのかが注目される。