太田は、高校時代は友人が一人もいなかったのはよく知られている。そのため、大学に入ると浮かれまくり、友人欲しさに誰彼構わず話しかけていた。そこで、街中で旧統一教会の勧誘を受け、付いていったという。太田が学生時代を過ごした80年代は、旧統一教会の霊感商法が「社会問題になった最初の頃」だった。
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若い女性から「ちょっといいですか」と声をかけられた太田は、ある一室に連れて行かれた。太田は初っ端から「お前さ統一教会だよな」と突っ込むが、女性は当然ながら「違います」と否定する。
そして、太田は女性に対し「今言えないような下ネタを言い放った」という。場所も覚えたので、次の日から毎日のように通うようになる。また、勧誘の過程で見せられるビデオ鑑賞体験もあるようだ。太田はその内容を「まあチャチなんですよ作りが。これでのめり込む人は、よほど映画を見ていないか、文学作品で感動していない」と疑問を抱いた。
さらに、女性に「全知全能の神は自分より強い奴を作れるのか」と無理難題の議論を吹きかけ、「宿題にしといて下さい」と返されるなどしていた。太田がある日施設を訪ねると、「男が何人が出て来て『あなたもう来ないで下さい』。一切入れてくれないの」とまさかの出入り禁止処分を受けたと話した。
これには、田中裕二が「お前はよく男たちに囲まれたよね」と呆れ気味に振り返っていた。当時の太田は野次を飛ばすなどして劇団の公演を潰してしまうため、かなり嫌われていたようだ。
これには、ネット上で「太田さん、統一教会と対決してたのか」「宗教から締め出された男なんだな」「ある意味、太田みたいな奴が最強なのかも」といった声が聞かれた。