アメリカ・ワイオミング州のホテルで、現地在住の男性を射殺したとして、このホテルに宿泊していた男を逮捕したと、海外ニュースサイト『The Sun』『Law and Crime』などが7月10日までに報じた。
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報道によると6月24日、カリフォルニア州に住む29歳の男Aは、交際相手の女性(年齢不明)とともに、ワイオミング州に旅行に出かけたという。現地に到着したカップルはホテルにチェックイン。その日の夜、デートナイトと称して、カップルはバーに繰り出したという。
そこで、女性は現地の男性(年齢非公表)にナンパされたそうだ。「体の関係」を迫るものだったという。その姿を見かけたAは激怒し、男性と小競り合いになったが、男性はカップルに謝罪しドリンクをおごったそうだ。
女性によると、カップルがホテルの部屋に戻ったのは朝方だったという。Aが何かの用で外出した直後、突然、昨晩バーでナンパしてきた男性が部屋に入ってきた。Aは外出時に部屋のドアを開けっぱなしにしていたそうだ。男性は刃物で女性を脅して、女性をレイプしようとした。すぐにAが部屋に戻ってきて、Aともみ合いになったが、最終的に男性を射殺したという。
女性はその日の午後、自宅のあるカリフォルニアに一人で帰ったそうだ。Aは、引き続きホテルに宿泊。事件発生2日後の6月27日、警察は男性の家族から「連絡が取れない」と通報を受けた。捜査を開始した警察がバー付近の監視カメラを確認したところ、カップルと接触する男性の姿が映っていた。カップルの行方を追っていた警察は事件発生から4日後の6月29日、ホテル前の駐車場で、車に乗るAを発見したという。
警察がAを呼び止め事情聴取したところ、Aは男性殺害をあっさり認め、「自分の彼女がレイプされたら、あなたもその男を殺すだろう。私の部屋に行けばすべてある」と話し、彼女を守るための正当防衛だったと主張した。男の部屋に入った捜査員は、男性の遺体を発見。遺体はバスタブの中に置かれていた。胴体などが傷つけられており、横にはノコギリがあったそうだ。
司法解剖の結果、男性は銃で撃たれた傷が原因で死亡したことが分かった。胴体の傷は死後につけられたものだという。
警察は、遺体損壊、第二級殺人罪で男を起訴した。現在も捜査中で、警察は銃声を聞いた人はいないか情報提供を呼び掛けている。なお、女性は捜査に協力しており、逮捕されていない。
このニュースが世界に広がるとネット上では「彼女を守った男はヒーローだ」「この危険なアメリカで、ドアを閉めずに外出する人はいない」「彼女がレイプされたら、まずは警察に通報する。いきなり射殺はしないぞ」「男性は3Pの相手で、何らかのトラブルが発生したのだろう」「遺体をバラバラにしようとする意味が分からない」「死人に口なし。真実は闇の中」「4日間も遺体と一緒に過ごせるメンタルがすごい」「彼女も逮捕しろよ」といった声が上がった。
男は正当防衛を主張しているが、疑問の声が多く上がっている。今後の裁判で真実が明らかになっていくことを期待したい。
記事内の引用について
DATE WITH DEATH Dismembered body is found in bath at motel after ‘date night’ turns deadly & cops make chilling ‘kill kit’ discovery(The Sun)より
https://www.thesun.co.uk/news/19149903/dismembered-body-date-night-kill-kit/
California Man Allegedly Killed and Attempted to Dismember Man in Motel Room After ‘Date Night’ Went Wrong(Law and Crime)より
https://lawandcrime.com/crime/california-man-allegedly-killed-and-attempted-to-dismember-man-in-motel-room-after-date-night-went-wrong/