この日は女優の石川恋がゲスト。デビュー当時の話題となり、水野は「父親は反対してました、最初。中学1年生だったから、まだ。母親はやっぱり背中を押してくれて」と振り返った。
また、昨年のNHK紅白歌合戦にも出場したAwesome City Clubのボーカル・PORINが「親も応援してくれてました」と語ると、水野は「ミュージシャンはいいよね、ずっと印税入ってくるんだから」とうらやましがった。
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タレントのヒコロヒーに口調を注意されても、水野は「不労所得がほしい。女優なんてドラマ1本出て……」と愚痴が止まらず。
フリーの鷲見玲奈アナウンサーから「(ドラマが)再放送されたら?」と聞かれたが、水野は「微々たるもんです」と苦渋の表情を浮かべた。
「水野といえば、中学で芸能界入りし、すでに30年以上の芸歴。大手芸能事務所から独立して干された時期もあったので、荒波を乗り越えて生き残っている。その苦労も合わせたら、これまで得た収入でも物足りないはず。自然に愚痴が出るのも納得」(芸能記者)
そして、水野が指摘した〝不労所得〟に関しては、日本の芸能界の大問題だというのだ。
「海外の芸能界は分厚い契約書で、出演料や映像ソフト化された際の版権、再放送された場合のギャラなども明確に決まっているので、役者たちも安心して仕事ができる。ところが、日本の芸能界に関しては、まだまだ口約束で済ませたり、権利意識が低いので再放送でのギャラがなかったり〝保証〟がしっかりしていない。そこが、ヒット曲があれば半永久的に印税が入る歌手と役者の大きな違い」(テレビ局関係者)
誰かが音頭を取って立ち上がらないと、この状況は変わらないはずだ。