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海外在住で参院選立候補のガーシー、活動内容は? 反発を受け帰国した候補も

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東谷義和氏(ガーシー)

 7月10日に投開票が行われる参議院議員選挙の注目候補の一人が、NHK党から全国比例候補として出馬している、暴露系YouTuberのガーシーこと東谷義和氏だろう。

 東谷氏は現在、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに滞在中と見られる。選挙活動は、インターネットを通じてオンラインで行っている。6月26日には、東京都の渋谷駅のハチ公前で行われた街頭演説会に音声で出演。途中、音声が届かないトラブルが起こるも回復。会場からは「ガーシー」コールが起こった。

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 さらに、人気YouTubeチャンネル「街録ch」にも出演。前編を「街録ch」、後編を自身の「ガーシーch」で配信するコラボを行った。後編では選挙にも言及。当選した場合は、議会などにはリモートなどで参加すると話す一方で、「一回は(日本に)帰りたいですけどね」とも心情を吐露している。ネットを通じて、有権者に思いを伝えていると言えるだろう。

 海外に拠点があっても、日本国籍を有している場合は国政選挙には立候補可能だ。東谷氏同様に海外から立候補したケースは、過去には誰がいるだろうか。

 よく知られているところでは、2001年の参議院議員選挙に民主党から比例代表で立候補した大橋巨泉氏(2016年に死去)がいる。大橋氏はセミリタイア後に、カナダとオーストラリアを拠点に暮らしていた。立候補打診を受けた時には国内で選挙活動をするつもりはなかったようだが、反発を受けたため帰国し、通常の選挙活動を行い当選した。やはり当時は、現在のようにネットを通じた選挙戦はさすがに展開できなかったのだろう。

 ペルー元大統領のアルベルト・フジモリ氏は、2007年の参議院議員選挙で国民新党から比例代表で出馬。フジモリ氏はペルーとともに日本国籍も保有していたため、出馬が可能となった。しかし、当時のフジモリ氏はチリ政府に拘束されていたため、選挙活動は行えず、政見放送への参加も叶わなかった。フジモリ氏個人の知名度に頼る選挙となり、得票数は5万票強に留まり落選した。

 東谷氏がどのような選挙結果をもたらすかは気になるところだ。

記事内の引用について
東谷義和氏のガーシーchより
https://www.youtube.com/watch?v=JqEaWZFQvHk&t=0s

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